読書案内

■大澤真幸セレクション

入門

• 上山春平／梅原猛［編］『仏教の思想』（角川文庫、1996年-1997年）
• 三枝充悳『仏教入門』（岩波新書、1990年）
• 末木文美士『思想としての仏教入門』（トランスビュー、2006年）
• 末木文美士『現代仏教論』（新潮新書、2012年）
• 鈴木大拙『禅』（工藤澄子［訳］、ちくま文庫、1987年）
• 高崎直道『仏教入門』（東京大学出版会、1983年）
• 中村元『原始仏教　その思想と生活』（NHKブックス、1970年→1985年）
• 中村元／田辺祥二『ブッダの人と思想』（NHKブックス、1998年）
• 水野弘元『仏教要語の基礎知識』（春秋社、1972年→新版、2006年）
• 渡辺照宏『仏教』（岩波新書、1974年）

すすんだ学習

• 中村元『インド思想史』（岩波全書、1956年→第2版、1968年）
• 中村元『龍樹』（講談社学術文庫、2002年）
• 末木文美士『日本仏教史――思想史としてのアプローチ』（新潮文庫、1996年）
• 早島鏡正／高崎直道／原実／前田専学『インド思想史』（東京大学出版会、1982年）
• 平川彰編『仏教研究入門』（大蔵出版、1984年→再版、1989年）
• 山折哲雄『日本仏教思想の源流』（講談社学術文庫、1987年）

仏教書以外で仏教理解に有用なもの

• 井筒俊彦『意識と本質――精神的東洋を索めて』（岩波文庫、1991年）
• 井筒俊彦『意識の形而上学――「大乗起信論」の哲学』（中公文庫、2001年）
• 大森荘蔵『時は流れず』（青土社、1996年）
• 中沢新一『フィロソフィア・ヤポニカ』（集英社、2001年→講談社学術文庫、2011年）
• 西田幾多郎『善の研究』（講談社学術文庫、2006年）
• 西田幾多郎『無の自覚的限定』（西田幾多郎全集 第6巻）（岩波書店、1979年）
• 廣松渉『事的世界観への前哨――物象化論の認識論的＝存在論的位相』（勁草書房、1975年→ちくま学芸文庫、2007年）
• 真木悠介『気流の鳴る音』（筑摩書房、1977年→ちくま学芸文庫、2003年）
• マックス・ヴェーバー『ヒンドゥー教と仏教』（宗教社会学論集�U）（古在由重［訳］、大月書店、2009年）
• 三島由紀夫『豊饒の海　第一巻　春の雪』（新潮文庫、改版2002年）
• 三島由紀夫『豊饒の海　第二巻　奔馬』（新潮文庫、改版2002年）
• 三島由紀夫『豊饒の海　第三巻　暁の寺』（新潮文庫、改版1977年）
• 三島由紀夫『豊饒の海　第四巻　天人五衰』（新潮文庫、改版1977年）
• 見田宗介『宮沢賢治――存在の祭りの中へ』（岩波書店、1984年→岩波現代文庫、2001年）
• ルイ・デュモン『インド文明とわれわれ』（竹内信夫／小倉泰［訳]、みすず書房、1997年）
• ルイ・デュモン『ホモ・ヒエラルキクス　カースト体系とその意味』（田中雅一／渡辺公三［訳］、みすず書房、2001年）
• 和辻哲郎『原始仏教の実践哲学』（岩波書店、1927年→改版、1970年）

■橋爪大三郎セレクション

• アブドル=ワッハーブ・ハッラーフ『イスラムの法――法源と理論』（中村広治郎［訳]、東京大学出版会、1984年）
• 姉崎正治『法華経の行者日蓮』（博文館、1916年→講談社学術文庫、1983年）
• 宇井伯壽『仏教汎論』（岩波書店、上下巻、1947年→合冊版、1962年）
• 鎌田茂雄『中国仏教史』（全6巻）（東京大学出版会、1982-1999年）
• 笠原一男『一向一揆――封建社会の形成と真宗の関係』（至文堂、日本歴史新書、1955年→増補版、1972年）
• 木村泰賢『大乗仏教思想論』（木村泰賢全集5）（明治書院、1936年）
• 凝然大徳『八宗綱要』（鎌田茂雄［訳］、講談社学術文庫、1981年）
• 嶋田襄平『イスラム教史』（世界宗教史叢書5）（山川出版社、1978年）
• 東京大學佛教青年會［編修］『佛教聖典 増補版』（三省堂、2008年）
• 中村元『原始仏教の生活倫理』（中村元選集15）（春秋社、1972年）
• 中村元『ゴータマ・ブッダ――釈尊の生涯』（中村元選集11）（春秋社、1969年）
• 中村元『ナーガールジュナ』（人類の知的遺産13）（講談社、1980年）→『龍樹』（改題）（講談社学術文庫、2002年）
• 中村元『佛教語大辞典』（東京書籍、1975年）→『広説佛教語大辞典』（改題）（縮刷版、東京書籍、2010年）
• 平川彰『インド・中国・日本　仏教通史』（春秋社、1977年→新版、2006年）
• 平川彰『インド仏教史』（上下巻）（春秋社、1974-1979年→新版、2011年）
• 平川彰『原始仏教の研究──教団組織の原型』（春秋社、1964年）
• 平川彰『初期大乗仏教』（平川彰著作集3、4）（春秋社、1989-1990年）
• 平川彰『律蔵の研究』（平川彰著作集9、10）（春秋社、1999-2000年）
• 平川彰／梶山雄一／高崎直道［編］『講座・大乗仏教』（全10巻）（春秋社、1981-1985年）
• 前田恵学『原始佛教聖典の成立史研究』（山喜房仏書林、1964年→『前田惠學集 別巻1』、2006年）
• 水野弘元／中村元／平川彰／玉城康四郎［編]『仏典解題事典――新・仏教解題事典 第二版』（春秋社、1966年）
• 吉本隆明『最後の親鸞』（春秋社、1976年→ちくま学芸文庫、2002年）

■編集部セレクション

• 石飛道子『ブッダと龍樹の論理学――縁起と中道』（サンガ文庫、2012年）
• 大澤真幸『〈世界史〉の哲学――古代篇』（講談社、2011年）
• 大澤真幸『〈世界史〉の哲学――中世篇』（講談社、2011年）
• 大澤真幸『〈世界史〉の哲学――東洋篇』（講談社、2014年）
• 大澤真幸『増補 虚構の時代の果て』（ちくま学芸文庫、2009年）
• 大澤真幸『不可能性の時代』（岩波新書、2008年）
• 大澤真幸『夢よりも深い覚醒へ――3・11後の哲学』（岩波新書、2012年）
• 大澤真幸／橋爪大三郎／大貫隆／高橋源一郎『やっぱりふしぎなキリスト教』（大澤真幸THINKING O）（左右社、2012年）
• 大澤真幸「オウムから原発へ」『サンガジャパンVol.6（2011Summer）』（サンガ、2011年）
• 大澤真幸「二つの仏教」『サンガジャパンVol.9（2012Spring）』（サンガ、2012年）
• 片山一良『「ダンマパダ」をよむ』（サンガ、2013年）
• 鈴木俊隆『禅マインド　ビギナーズ・マインド』（松永太郎［訳］、サンガ新書、2012年）
• ダライ・ラマ『ダライ・ラマ 科学への旅――原子の中の宇宙』（伊藤真［訳］、サンガ新書、2012年）
• ダライ・ラマ14世『ダライ・ラマ 宗教を越えて――世界倫理への新たなヴィジョン』（三浦順子［訳］、サンガ、2012年）
• ティク・ナット・ハン『怒り――心の炎の静め方』（岡田直子［訳］、サンガ、2011年）
• ティク・ナット・ハン『ブッダの幸せの瞑想――マインドフルネスに生きる――ティク・ナット・ハンが伝えるプラムヴィレッジの実践』（島田啓介／馬籠久美子［訳］、サンガ、2013年）
• 弟子丸泰仙『禅と文明』（サンガ文庫、2013年）
• 中村元『［新版］宗教における思索と実践と実践』（サンガ文庫、2012年）
• ネルケ無方『道元を逆輸入する――「現成公案」を英語から理解する試み』（2013年、サンガ）
• 橋爪大三郎［監修]『家庭でできる法事法要』（径書房、2008年）
• 橋爪大三郎『世界がわかる宗教社会学入門』（ちくま文庫、2006年）
• 橋爪大三郎『世界は宗教で動いてる』（光文社新書、2013年）
• 橋爪大三郎『誰が決めたの？　社会の不思議』（朝日新聞社）
• 橋爪大三郎『なぜ戒名を自分でつけてもいいのか――ブッダの教えから戒名を考える』（サンガ新書、2012年）
• 橋爪大三郎［監修]『橋爪大三郎といっしょに考える宗教の本』（ナツメ社、2012年）
• 橋爪大三郎『はじめての言語ゲーム』（講談社現代新書、2009年）
• 橋爪大三郎『仏教の言説戦略』（1986年、勁草書房、サンガ文庫2013年）
• 橋爪大三郎「宗教は「心」をどのように扱ってきたのか？」『サンガジャパンVol.3（2010Autumn）』（サンガ、2010年）
• 橋爪大三郎／大澤真幸「ふしぎな仏教」『サンガジャパンVol.10（2012Summer）』（サンガ、2012年）
• 橋爪大三郎「言葉の観点から見る仏教」『サンガジャパンVol.13（2013Spring）』（サンガ、2013年）
• 藤本晃『『アビダンマッタサンガハ』を読む』（サンガ、2013年）
• 藤本晃『浄土真宗は仏教なのか？』（サンガ、2013年）
• ポー・オー・パユットー『仏法』（野中耕一［訳］、サンガ、2013年）
• ポー・オー・パユットー『ポー・オー・パユットー仏教辞典（仏法篇）』（野中耕一［編訳］、サンガ、2012年）
• 宮崎哲弥『宮崎哲弥　仏教教理問答――連続対論　今、語るべき仏教』（サンガ、2011年）
• 宮崎哲弥／呉智英『知的唯仏論――マンガから知の最前線まで――ブッダの思想を現代に問う』（サンガ、2012年）
• 『サンガジャパン』（季刊誌、サンガ、2010年〜続刊中）