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2017.11.24

メディア掲載

『戒名は自分でつけていいのだ』著者(橋爪大三郎さん)の記事が日経新聞 に掲載されました。

『戒名は自分でつけていいのだ』著者(橋爪大三郎さん)の記事が日経新聞 (2017年11月21日 夕刊)の書評に掲載されました。

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以下掲載記事より抜粋

『戒名は自分でつけていいのだ』

社会学者 橋爪 大三郎

戒名の話をしよう。

死んだら戒名をつけてもらう。僧侶が読経し、お寺の墓地に埋葬する。それが仏教の決まりだ、と思っているひとが多い。

はっきり言おう。こんなやり方は日本だけ。そもそも戒名なんて、インドや中国にはない。出家した僧侶が、名前をもらうことなら中国にもある。でも、在家の信徒が死んだら新しく名前をつけなさい、なんてどの仏典にも書いていないのだ。

江戸時代に、戒名が広まった。明治になって、戦士した兵士には立派な戒名がつけられた。戦後はお寺の経営が厳しく、戒名の値段が高騰した。「お気持ちで」と言われると、多めに払わざるをえなくなる。ふだん仏教と疎遠な現代人にとって、戒名は頭痛の種である。

さて、戒名はどうやってつけているのだろう。種本があるかも。探したらあった。『実用模範禅宗戒名集成』『日蓮宋戒名作例字典』『浄土宗戒名熟語法話ヒント字典』『法名・戒名作例字典』ほかを購入。ウン十万円の投資である。読んだら仕組みがわかった。「〇〇院△△□□居士』が基本だ。二字熟語を三つ選ぶだけでよい。居士は在家の男性信徒、大姉は女性信徒の意味。熟語リストさえあれば、すぐできる。そこで、『なぜ戒名を自分でつけてもいいのか』という本を書いた。各宗派対応、熟語リスト付きの戒名つけ方マニュアルだ。戒名は本来なくてよいが、現実には日本仏教の一部。ならば、この際戒名はきっかけに、仏教の理解を深めてはどうだろう。

でもお寺とモメても困る。と思う方はやはり、お寺で戒名を貰って下さい。墓苑を今から探すのなら、この本は便利です。

なぜ戒名を自分でつけてもいいのか

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