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2018.09.14

社長ブログ(ほぼ毎週金曜日更新)

スマナサーラ長老と行くブッダ八大聖地巡礼〔インド旅行記(2)〕

サンガツアー申込者 最新情報

10回目のサンガツアーは、
驚異的な状況になっている。

申込者数は、前回の39名から、
たった一週間足らずで、現在48名になった。
問い合わせを含めると、55名になっている。

サンガツアー史上、最高の申込者数だ。

数に限界はあるかもしれないが、
それでも、できるだけ多くの人に
スマナサーラ長老と一緒に、インドに来てほしい。

そしてサンガとしては、
旅の安全と、
旅行の質の向上に、
全力を尽くしたいと思っている。

 

サンガツアー祝10周年!2004年インド旅行記 特別掲載

この社長ブログでは
前回から、僕が2004年に書いた「インド旅行記」を

あらためて掲載している。今回は第2回目だ。

今からすれば、“若き日”とも言える僕が、
インドに初めて触れた新鮮な気持ちを、
この機会に一緒に味わってほしい。

 

〔2004年2月2日〕物乞いと人間の苦しみ

カーストと熱気と無秩序は、
インドに貧困をもたらしていると思う。

道行く先々で目にする、彼らの貧しい生活。

道端で小便をし、糞をする。
車輪にたまった水で歯を磨き、うがいをする。

今の季節はまだ、気温もさほど高くない。

しかし、夏がやってきて、
40度を越える熱気で、同じ状況に立たされたとき、
僕だったら生きていけるだろうか?

豊かな緑によって満ちている水は
インドの人々の生活を支えている。

牛は畑を耕し、乳を出し
その糞は燃料になる。
牛は神の化身なのだ。

まとわりつき、金をせがむ子供たち、
入り口や出口では、老婆や身障者が並ぶ。

物乞いの多さに驚き
その執拗さには呆れるばかりだ。

物売りは声高に叫び、理由のない値段を浴びせ、
断ると最後にはなぜ買わないのかと居直る。

まさに末法のエネルギーである。

ここに「清貧」などという概念はあるのか?
映画『ブレードランナー』の未来都市の描写、そのものである。

「一人に金をやったらきりがない。
一人から買ったら際限なくほかのものが集まる」

そう思い、僕は誰にも金をやらなかったし、
誰からも何も買わなかった。

しかし、お釈迦様は出家前にこの人間界を見て、
どれだけの悲しみで、苦でこの世を見られたのか。
そして、発心されたそのお心の広大無辺さ。

たとえ何百万人物乞いがいようが、
誰一人にも金もやらず、
何千万人悪徳商人が居ても、
誰一人からも何も買わない。
僕はどうしようもない愚か者である。

 

日蓮宗日本山妙法寺

ラージギルには「日蓮宗日本山妙法寺」がある。

ここに藤井日達聖人(1885-1985)がおられ、
世界中に平和のストゥーパを建て、
平和行進をされていたらしい。

そう言えば、僕は小さい頃、
「もし世界中が本当に平和になるなら
自分の命と引き換えてもいい」と思っていたが、
そういう気持ちで生き続けた人が、身近にいたんだ。

 

ナーランダ大学

ナーランダ大学では、
最盛期には1万人の学生が学び、
大乗仏教の教学をおこし、玄奘三蔵を迎え入れた。
それが、中国がその後、仏教の全盛時代を迎える契機となった。

 

七葉窟

第一結集の地・七葉窟では、
アーナンダ尊者も加え、500人の阿羅漢が結集し、
ブッダ滅後の仏教の正しい方向を示した。

 

〔2004年2月3日〕ブッダガヤに立つ

ブッダガヤ――今日はついに、この場所に来た。
お釈迦様が、成道された場所。

ここなくして仏教はなかったし、
また、今日、ここに僕がいることもなかった。

6年間、ありとあらゆる修行をされ、
苦行も含め、スジャータ婦人から乳粥の供養を受けた後、
「もう悟らなければ、この場を立たない」と、
ブッダガヤの菩提樹の下に坐られた。

スジャータ婦人にもらった金の器は川に捨てた。
「もし悟るならば、この食器は逆流すべし」。
そして、金の食器は逆流し、
岩に当たりくだけ散る。

そういえば、この場面は
映画『リトルブッダ』に出てきた。

坐ってからたった1日で成道されたのだから、
やはりお釈迦様は、人間を超えた人だ。
もちろん、神という意味ではない。
神は常に釈尊に仕えた存在である。

教義はもとより、成立年代から見ても
仏教は世界の宗教の頂点にあると思う。

ブッダガヤのマハーボーディ寺院は、
世界中から仏教の信者が集まり、
お釈迦さまが悟りを開いた菩提樹がある
金剛座のまわりに佇む。

ここは仏教徒が、真に心休める場所なのだ。

確かにここにいれば、
常に優先順位第一位のことをしているのだから、
何も迷うことはなくなる。

スマナサーラ長老も
「ここにくると帰りたくなくなる」
と言っていた。

五体投地をする人、祈りをささげる人、瞑想する人。

様々であるが、思いは一つ。
「われわれは今ブッダの下にいる」

できれば君も、一緒にいてほしかった。

明日、もう一度大塔のもとへ――。

(続く)

 

 

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