Blog ブログ

2017.12.27

編集部

当たり前のようだが、日本には禅の修行が息づいている

禅の修行を特集

サンガジャパンでは2017年夏のVol.27で禅の特集を組んだが、これまでのサンガジャパンの執筆陣とはいささか異なる布陣となった。

表紙を飾っているのはアメリカに坐禅を伝えビートニクやカウンターカルチャー世代に大きな影響を与えた鈴木俊隆老師だ。60年代米国に蒔かれた坐禅の種子に始まり、海外の刺激を受けつつ展開する現代日本の禅からは、とてもオープンなスタンスで禅の世界に新風を起こしてる臨済宗円覚寺派管長の横田南嶺師や、ネルケ無方師が絶賛する臨済宗龍雲寺の住職の細川晋輔師、そして曹洞宗でも藤田一照師や山下良道師、ネルケ無方師を輩出した安泰寺の系譜ではなく、見性という悟りの体験を重視する井上義衍老師の系譜を紹介した。特集の中では義衍老師の評伝とともに五男の井上貫道師のインタビューも掲載したが、横田南嶺老師は井上貫道老師に教えを受けていたこともあるそうで、修行者の有機的なつながりが禅の修行のシーンにあることがわかり、とてもうれしくなった。

そして、その横田南嶺老師とタイのテーラ・ワーダ仏教僧プラユキ・ナラテボー師が、円覚寺で対談をするという。すごい組み合わせだ。2018年2月4日。詳細は下記のHPをたずねられたし。

《Temple School 特別イベント第4弾》 タイ上座部仏教僧侶プラユキ・ナラテボーさん×臨済宗円覚寺派管長横田南嶺さん対話「あるがままのいのちのお話」&手動瞑想ワークショップ

http://temple-web.net/event/98/

 

それから、先日はやはりVol.27の井上義衍老師の評伝の中で紹介されていた長井自然(ながいじねん)老師の坐禅会に参加してきた。午前中池袋の区民集会所で十数名の人が集まり、午後は新宿のマンションの集会所に場所を移して、こちらは30人近い人が集まって、坐った。お寺という環境ではないが、日常に坐禅が根付いている。

情報はこちらにまとまっている。

jinenzazenのblog

http://blog.livedoor.jp/jinenzazen/archives/137094.html

 

アメリカに根付いた禅がマインドフルネスとなって花開いた感があるが、日本の禅はどう展開するのだろうか。じつにアクチュアルだ。転がる石は苔むさず。like a rolling stone.

(編集 川島)