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2019.04.30

社長ブログ(ほぼ毎週金曜日更新)

東北から沖縄への貧乏旅行――旅(その1)

自分からの解放

外モンゴルの、どこまでも続く平原地帯では、
基本、野糞である。

僕はそこに行って用を足した後、
ものすごい解放感に襲われた。

突然に。

今までの自分から、一瞬解放されたのである。

この解放感こそが「旅の醍醐味」なんだ。

〔野糞をしたモンゴルの草原。左から、姉、僕、長女、甥〕

 

名古屋の「もったいない」思い出

学生時代、東北から九州まで、
鈍行列車で貧乏旅行をしたときのことだ。

名古屋駅で、持参したカップラーメンにお湯を入れてもらおうと、
駅の立ち食いそば屋に「お湯だけ入れて」と頼んだら、断られた。
持っていくほうも、持っていくほうだが、
お湯くらい入れてくれてもいいのになあと思った。

また、名古屋市内でバスに乗ったとき、
バスが曲がるときの合図のウィンカーを、
一瞬ちらっと出したのだが、
運転手はそのあと、すぐに出すのをやめた。

運転手の近くにいた僕は、
「なんで、ウィンカーを出し続けないの?」
と聞いてみた。

すると運転手の答えは、
「もったいないから」、だった。

名古屋の読者には申し訳ないが、
当時、「名古屋人はケチだ」というのは有名な話で、
それを実感した瞬間だった。

 

熊本でのアルバイト

名古屋からまた、南へ南へと目指した僕は、
熊本に降り立った。

そして、熊本の駅の待合室で出会った人と仲良くなり、
その人のところで、バイトすることになった。

その人は、乗り捨てられたレンタカーを元に戻す仕事をしていたので、
僕はその手伝いをすることになった。

運転は大好きなので、熊本から福岡、また宮崎、大分、長崎などを、
主に通行量の少ない夜に、車を移動させるのだ。
僕はその運転を、存分に楽しんでいた。
もちろん、泊まるのは彼の家で、すっかりお世話になった。

彼は自分の彼女まで紹介してくれて、
夜飯を一緒に食べたのを憶えている。

 

そして沖縄へ

僕は、そこでためた資金をもとに、
「ここまで来たんだから、沖縄まで言ってみよう」と思い立ち、
飛行機で熊本から沖縄まで、行ってみた。

飛行機の中で知り合った女性が沖縄の人で、
僕ははじめての沖縄だったので、
沖縄ってどんなところかと、その子と機内で話をした。

そしてその後、沖縄でその子が紹介してくれた民家に、寝泊りした。
こうして約20日間にわたる、
東北から九州の旅は終わった。

 

(続く)

 

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