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2020.12.21

コラム 商品紹介

チベット僧・西洋医Dr.バリー・カーズィン師の朝瞑想と、「心を整える 2021年 瞑想カレンダー」のご案内

チベット僧・西洋医Dr.バリー・カーズィン師の「心を整える 2021年 瞑想カレンダー」と、瞑想セミナーのご案内

丸山智恵子(ヒューマンバリュー総合研究所・共同代表理事)

 

Dr. バリー ・カーズィン

 

生きる智恵を伝える

 ヒューマンバリュー研究所は、身体、精神、心の健康のための教育を通して、人間の内面の価値(ヒューマンバリュー)を増進し、より多くの人が十全で意義のある人生を送れることを目指して活動を続けています。

 所長であるDr.バリー・カーズィンは、アメリカ出身の医師でありながら、ダライ・ラマ法王第14世のもとでチベット仏教僧侶として修行し、生きるための智恵を科学的な視点を交えて世界中の企業や大学、病院などで教えています。

 日本では2007年の来日以来、Google Japanやツムラなどの企業でのマインドフルネストレーニング、聖路加国際病院や横須賀共済病院などでの慈悲のトレーニングや、少年院でのマインドフルネス指導、大学医学部・看護学部や中学高校の教員や学生のための特別授業、一般の方向けの講演会やリトリート合宿などを毎年行ってきました。

グローバルリーダーシップ研修にて東京・ユニリーバ本社)

 

サンガジャパンでの対談の数々

 サンガさんとのご縁では、この数年、素晴らしい著者の方々との企画を頂き、誌面に登場させていただいています。ノンフィクション作家の佐々涼子さんにはインタビューして頂きました。作家の田口ランディさんとは公開対談が実現。そのほかにもライターの森竹ひろこさんに取材をしていただきました。それらの中で、幸せ、慈悲、医療、死、瞑想などについて、Dr.バリーの直接の言葉を、読者の皆さんにお伝えすることができました。

 またお話しいただいた方々からの視点や、気づきからのインスピレーションで、示唆に富む問いかけを投げかけて頂くことで、対話がより深まることをDr.バリーも毎回楽しんでいます。

 コロナ禍の今、あのようにお互い顔を突き合わせて、スタッフや参加者の皆さんともご一緒に、同じ場を共有しながら自由に語り合うことができたのは(ディスタンスもマスクもなしに……)、夢のように思えます。

 これら数々の大切な場を作って頂いた、サンガの故•島影社長が今年夏にご逝去されました。その率直さにDr.バリーもとても親しみを感じておりました。深い感謝の気持ちとともに、この場を借りて、心よりご冥福をお祈り致します。

 

瞑想は心の訓練

 今年は新型コロナウィルスの影響でDr.バリーの来日はかないませんでしたが、オンラインにて全国の皆様と瞑想プログラムを継続してきました。

 このような変化の多い時期には、自分と他者に思いやりをもち、心の平穏を保つことが大切です。そしてレジリエンスを育むことも助けになります。レジリエンスとは、どんな困難や障害があってもそこから立ち直る能力です。

 その力を育むのが、瞑想(メディテーション)です。瞑想とはまさに心の訓練です。スポーツで身体を鍛えるのと同じように、心を健全な方向に訓練していくことです。瞑想は慣れ親しむことでもあります。何度も何度も実践することで心に馴染ませることができるのです。

 そのためには、歯磨きのように、瞑想を日々の習慣にすることが大切です。忙しい生活の中で、毎日ほんの5分でも立ち止まり、ゆっくりと自分の呼吸や内面に意識を向けること。自分や他者に思いやりの心を向け、平穏や静けさを感じること・・。

 それを習慣にすることで、大きな変化が来てもぐらつかない心の土台を築くことができます。

デイリーメディテーション 朝瞑想

 ヒューマンバリュー総合研究所では、2020年から「デイリーメディテーション 」として、毎朝オンラインでの瞑想を開催しています。毎朝8:00から20分間の実践で、どなたでも無料でご参加できます。

 この朝の瞑想にはDr.バリー 本人は登場しないのですが、主にDr.バリー から10年以上学んで瞑想を実践しているボランティアメンバーがファシリテーターをつとめています。毎日心の小さなお掃除をして、心と身体を健康に保ち、新しい一年に備えましょう。どうぞ良いお年をお迎えください。

 デイリーメディテーション詳細は【こちら】

 毎月の瞑想プラクティスグループも行っています。

 

Dr.バリーより 皆様へのメッセージ

  レジリエンス(打たれ強さ、回復力)への重要なアプローチの一つが、マインドフルネスです。
「もしも…が起きたら」という、未来への心配ごとに意識が逸れているとき、レジリエンスはむしばまれています。 「あのとき、ああしなければよかった」と、過去に意識が逸れているときもまた、レジリエンスはむしばまれています。
 いつでも意のままに、今に戻れるトレーニングを実践することは、強いレジリエンスを育みます。
それが、この破壊的なパンデミックを生き延びる鍵となるのです。

 

変化の中で、光を見い出す力

  2020年は新型コロナウイルスのため、世界中の人々にとってこれまでにない体験となった一年でした。昨年まで誰も想像していなかった大変な日々が、現在も続いています。

 今、いつにも増して助け合い、支え合うことが必要です。

 ニューノーマルな生活様式による変化、世界が揺れ動き続ける困難な環境の中で、光を見出す力が一人ひとりに求められています。

 新しい生活の中で、どのように心を健康に保てるのか?

 不安や恐れが頭によぎる時は、どうしたら良いのか?

 このような状況で、慈しみや思いやりの心をどのように育むのか……?

 ヒューマンバリュー総合研究所では、そんな思いを抱えている方々に心身のウェルビーイングを育むためのサポートとして、毎日の生活で常に目に触れる、瞑想カレンダーを作成しました。

 

瞑想カレンダー「Meditaton and Life」

 自分一人で瞑想を継続するのは難しいことでもあります。瞑想の助けとなるメッセージを込め、毎年制作しているのが、瞑想カレンダー「Meditation and life」です。

 今年で制作も5年目になりましたが、毎年夏頃から、企画する数名のボランティアメンバーが集まりDr.バリー・カーズィンの過去一年の言葉の中で、自分にとって一番響く言葉を選んでいます。

 心について、慈悲について、空について、許しについて、瞑想について、自己について……、テーマはDr.バリー・カーズィンが大切に伝えていることです。

 例えば2021年5月のメッセージ

「許すことができれば、心が開かれ、エネルギーが流れ出します。」

 もし自分を傷つけた人がいたら、すぐに「許す」ことはなかなかできないもしれませんが、1ヶ月見ていたら、どんな人、どんなことを考えるだろう、そしてどんな変化があるだろう……。そんな思いを持ちながら、選びました。

 毎日意識しなくてもカレンダーとして自然に目に触れることで、大切な教えを心に馴染ませていく。毎年の制作過程は、皆の智慧と心を寄せ合うものです。今、どんなメッセージが皆さんの役に立つのかを話し合い、毎月一つのメッセージを選び、12個に絞りこみます。限られたスペースの中で、最良のものとなるように意見を出し合い、毎年、心を注ぎこんでいます。さらに写真家の皆さんから提供いただいた作品から、メッセージにぴったり合うものを選びます。今回の表紙は「コロナ禍の状況で、先が見えないように思えても、それは富士山に雲がかかっているようなものかもしれない。やがて雲は流れ、晴れて、また曇る……」そんなイメージを描いて、写真を選びました。

 希望を失いかけた時にも、再び希望をもてるような言葉に出会えますように……。

 以前のような生活が崩壊してしまったと感じた時に、人生を再び立て直す、自信と勇気が湧いてきますように……。

 そんな願いを込めて、完成した2021年瞑想カレンダーです。興味を持っていただいたら、ぜひお問い合わせください。アマゾンでご購入いただくこともできます。このカレンダーが、皆様のより良い生活の一助となれば幸いです。

大きさはA4サイズ(見開きA3サイズ)の壁掛けカレンダーで、12ヶ月それぞれに心を彩る写真と、Dr.バリーのメッセージを掲載しています。日本語と英語の両方で書かれているので、英語の勉強やネイティブの方にもおすすめです。大切な方への贈り物としても、喜んで頂いています。瞑想カレンダー 詳細HPは【こちら】
Amazonでのご購入は【こちら】

 

2021年最新情報
Dr. バリー「シャーンティデーヴァ『入菩薩行論』&メディテーション」
2021年1月10日(日)9:00 am~11:00 am

Dr. バリーがオンラインにて、「慈悲心」を育むためのテキスト「シャーンティデーヴァ『入菩薩行論』」を 分かりやすく解説し、シャマタ瞑想などの瞑想もオンラインで皆さんに直接リード致します。

自らの既成概念や思い込みに挑戦するようなテキストの1つ1つの言葉の意味について考え、分析を行ったのち、より深く理解するためにメディテーション(瞑想)の実践を行います。

今回は『入菩薩行論』第9章後半の解説をいたします。
ご興味ある方はどうぞご参加ください。
https://jp.humanvaluesinstitute.org/

 

 

Dr.バリーカーズィン プロフィール

アメリカ・カリフォルニア出身、インド・ダラムサラ在住。チベット仏教僧侶・医師。

カリフォルニア大学バークレー校にて哲学学士取得、南カリフォルニア大学にて医学を修め、ワシントン大学医学部准教授となる。現在ワシントン大学タコマ客員教授、ピッツバーグ大学兼任教授、香港大学名誉教授、医療における利他心研究所創立者および代表、マックス・プランク研究所顧問などを務める。ウィスコンシン大学などの瞑想と脳科学の研究にて長期瞑想者の被験者になっている。

 幼少期、命を脅かす脳の病気にかかったことから医師を目指し、20代30代と立て続けに親や妻の死を体験したことで本格的に仏教の道に入る。チベット亡命政府のあるダラムサラに移り住み、仏教の修行を続け比丘に認定され僧侶となった後も、ダライ・ラマ法王などへの医療ケアや慈善医療を30年以上行なっている。

近年は僧侶と医師・科学者両方の視点を統合し、特に「生と死」「セルフケアと慈悲」「グリーフケア」などのテーマで、心と体を調和させることを目指した研修や講話を世界各国で行なっている。

ヒューマンバリュー総合研究所 公式サイト:https://jp.humanvaluesinstitute.org

 

Dr.バリー・カーズィン師掲載のサンガジャパン

『サンガジャパンVol.22瞑想を語る』

インタビュー:Dr.バリー・カーズィン 慈悲と智慧の科学ーチベット仏教と西洋医学の出会いが生み出す脳と瞑想の最先端ー

Dr.バリー・カーズィンの『幸せの処方箋』瞑想研修会

https://samgha.co.jp/shop/products/detail/188

 

『サンガジャパンVol.28医療と仏教』

「チベット仏教と死と医療」Dr.バリー・カーズィン/佐々涼子

https://samgha.co.jp/shop/products/detail/473

 

『サンガジャパンVol.30 慈悲が世界を変える』

田口ランディ×Dr.バリーカーズィン対談

https://samgha.co.jp/shop/products/detail/855