求道者〜愛と憎しみのインド〜
目次
はじめに
第1章 差別の地――インドで仏教の地歩を築く
- 不可触民の渦中へ
- インドの人々とともに生きる仏僧として
- 龍樹に導かれて
- 1968年ナグプールに来たる
- 1つのカーストに1つのお寺が
- 毎日お勤めする読誦経典を編集する
- 寺に来る出家希望者
- 結婚式で稼ぐ坊主
- 志ある人々
- 信頼のおけるやつダンマボディ
- 坊主から市長になったシーラナンダ
- 次世代を担う仏教徒を育てる
- 三人の沙弥
第2章 インドの宗教と政治に対峙する
- 潜在する差別
- 形式だけの政教分離
- マイノリティコミュッションメンバーへの誘い
- アンベードカルの意志を継ぐ行動とは
- マヤワティ首相という人物
- 盟友カンシ・ラムの謎の死
- なぜ私がマイノリティコミュッションメンバーに指名されたのか
- マイノリティコミュッションとしての私の目的――大菩薩寺奪還
第3章 龍樹菩薩の地を探して
- 龍樹菩薩の地マンセル
- 龍樹の伝説
- マンセル遺跡の発掘
- 侵略に対して人を守るアンベードカルの不殺生戒
- インド仏教に関心を持たないダライ・ラマ十四世
- 私に面会を求めてきたダライ・ラマ
第4章 インド民衆とともに生きる
- インドの食生活
- インド人は酒癖が悪い
- インドで病気になる
- インドで毒を盛られる
- 断食で死にかける
- 断食を完遂した私を祝福してくれた仏教徒たち
- 「ジャイビーム」を発した瞬間
- 私の説法術
- 改宗式を始める
- 仏教式の結婚式
- 異教徒間の結婚
- インドの虚無、死の観念
- 煩悩強き女
- 法華経の祈祷水
第5章 南天一乗の仏教を生きる
- 「空」にも命がある
- 命により成り立つ縁起の法
- ブッダ入滅の年に至る
- 私は、のたれ死にたいのです。
- 2014年7月、病に倒れる
- インドの悲しみ
- インドは仏教国になる
- 私の中には信念の鉄塔が入っている
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