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2019.02.08

社長ブログ(ほぼ毎週金曜日更新)

ブッダの聖地2562 (その1)

■成田からデリーへ

 

2月6日の朝、成田空港の出発ロビーは、

いつものサンガツアーの出発前とは様子が違った。

どう様子が違うのかというと、

いつもはサンガツアーの集団が一目ですぐにわかるのだが、

今回はひとかたまりになっていなくて、

みんなそれぞれにばらけているので、

どこからどこまでがサンガツアーのメンバーなのか、

わからなかった。

 

それだけ、過去最大の参加人数のサンガツアーになっているのだ。

 

参加者84名、サンガ3名、サライ関係者は同行の医者を含め14名。

合計101名の大所帯である。

 

約250人の飛行機の乗客のうちの3分の1以上は、

サンガツアーの参加者ということになる。

これで成田からデリーへ飛んだ。

 

僕は、中央の3人掛けの列の、前に向かって一番右側の席だった。

もともとは機中は寝ていく計画だったのだが、

左隣の須藤さん、もうひとつ左隣の横谷さんが、

成田からデリーまでの約10時間、

ほとんどしゃべっていたように思う。

 

須藤さんは、サバティカルの期間にスリランカで出家して、

今もまだ僧形のままである。

二人の話は一気にテーラワーダ仏教の話になり、

覚りについて熱く語ったり、

しまいには、涅槃経を二人で唱えたりして、

飛行機の中の雰囲気としては、非常に特異な雰囲気になっていた。

そして『ブッダの日常読誦経典』を読んだり、

またそれを参照文献としながら嬉々と議論をしていたので、

僕は、当然のごとく眠れもせず、また当然のごとくなにも言えなかった。

「スマナサーラ長老と行くブッダ八大聖地巡礼」の

機内の光景としては、ふさわしいものだったと思う。

 

10時間の空の旅をへて、デリー空港についたときには、

それぞれ二十数名ずつの4グループに「赤」「青」「緑」「黄」の色で分けられ、

サライから男女の添乗員それぞれ1名ずつ付いた。

 

■〈ブッダの聖地〉初転法輪の地・サールナート

 

翌日はデリーのホテルから、国内線を利用してバラナシに飛んだ。

 

バラナシの北部にあるサールナートは、

ブッダの初転法輪の地である。

お釈迦様が五人の修行仲間に初めて説法をされた場所だとされている

直径28メートル高さ58メートルのダメーク・ストゥーパの前で、

僕らはシートを広げ、まず「結団式」なるものをやった。

そして一人ひとり自己紹介をしてもらい、

それからお経をあげ、長老の説法と続く。

僕は、参加者全員の自己紹介を見ていて、

飛行機のなかで須藤さんや横山さんに感じたのと

同様の熱気を感じずにはいなかった。

 

長老の説法では、バラナシはいろいろな宗教者の集まりの場であって、

その中ではさまざまな論戦が繰り広げられたというお話があった。

そして、「議論する」ということは、「相手を深く理解する」ということでもあるのだから、

単に相手の意見にしたがうのではなく、もっと自由に論戦があっていいのだ、

とおっしゃった。

 

この時期には珍しく、ポツポツと雨が降ってきた。

長老は

「雨が降ることは仏教では素晴らしいことで、

 それは神々も説法を聞きたくて地上におりてきて、

私たちを祝福しているのですよ」

と言っていた。

けっこう雨が強くなってきて、由樹が横で長老に傘をさそうとしても

「いいです」と言って、雨には構わず、法話を進められた。

 

サールナートの遺跡公園は

5年前と比べると、なんか整備されて公園みたいになった印象があるけど、

長老の法話と参加者の熱気によって、

感動的なサンガツアーの幕開けとなった。

 

僕たちの横をとおる人々も、

僕たちを注目して立ち止まり、僕たちの写真を撮ったりしていいた。

 

そんな光景に僕は誇らしさをおぼえた。

 

明日はいよいよブッダガヤである。

 

八大ツアーの旅行の特徴である、長いバス旅行の始まりだ。

 

そして僕はいま、バスの中で行われる

「マハラジャ放送局」をどうしようかと考えているが、

これもまたなぜか楽しく思えるのは、

ブッダの聖地に来ているからなんだと思う。

 

 

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