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2019.03.15

社長ブログ(ほぼ毎週金曜日更新)

マハラジャ放送局――ブッダの聖地2562(番外編2)

長野さんのマハラジャ放送局出演

最後のマハラジャ放送局で、
八大聖地巡礼を終えての感想を聞いたとき、
僕はたまたま長野惟晏さんを指名した。

すると長野さんは、
マイクが設置してある前の席に颯爽とやってきて、
旅のあいだ持ち歩き、想いを書き込んできた小さなメモを見ながら、
その感想をマイクに向かって、力強く語ってくれた。

まるでラジオのパーソナリティーが流暢に語ってくれているようで、
聞いているみんなも、すがすがしい気持ちになった。

 

 

女性信者のネットワークが生まれた

マハラジャ放送局がきっかけになった出来事は他にもある。

スマナサーラ長老が、女性の出家についての質問について答えたのだが、
松軒真弓さんが僕に、その話の内容をさらに詳しく聞いてきた。
それに答えたところ、彼女は、
その日のうちに参加者の女性達を集め、話し合い、
テーラワーダ仏教の女性信者のためのネートワークを作ってしまった。

そのグループの名前は、何だと思う?

そう、「スジャータ」だ。名付け親はスマナサーラ長老だ。

このスピードとパワーには、驚かされた。

 

もうひとつの聖地巡礼ツアー

今回のインドツアーで驚いたことは、
これまでのサンガツアーの常連である玄さんに、
インドの聖地巡礼中、ばったり出会ったことだ。

今回、ツアーに参加していない玄さんがそこにいたものだから、
どうしてここにいるのだろうと思ったのだが、
実は、たまたま会ったわけではなかった。

今回のサンガツアーに参加しようとしていた玄さんだが、
申し込み期間中に参加定員に達し、
「キャンセル待ち」になってしまったので、
自分で聖地巡礼の計画を立てて、
僕らのツアーに合わせてインドにやってきたという。

その熱意と行動力に僕も嬉しくなって、
インドでは、長老の法話のいくつかに参加してもらった。

インドにおける神仏習合

僕は今回で、ブッダの聖地に行くのは4回目になるが、
インドでも、仏教と他の宗教の関係について
いろいろと感じたりする。

「ブッダの聖地2562(その5)」にも書いたが、
ブッダガヤの仏塔そのものは、ヒンドゥ教形式だし、
サンカッサではストゥーパの上にヒンドゥ教の祠があったりした。

そう言えば、スジャータ村にもヒンドゥ教の祠があった。

 

仏教とヒンドゥ教が混載する様子は、
日本の神仏習合にも似てるなと思ったりもした。

 

サンガからのスペシャルなお知らせ

今回の2019年ツアーの様子を追加収録した

『ブッダの聖地[改訂版]ースマナサーラ長老と歩くインド八大仏蹟ー』

を2019年5月末日発売します。

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