サラナ サラナ

 

ブラザー・サンライト 
【第7回】プラムヴィレッジでの僧侶生活〜戒律とマインドフルネスの日々〜「戒身。『出家式とチャンティング』について」
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プラムヴィレッジでの僧侶生活〜戒律とマインドフルネスの日々〜【第7回】

戒身。「出家式とチャンティング」について

サンライト日記(続)

(6/16[前回]の日記つづきに戻ります…)

 

4:45〜6:30 出家式

こうした新たな、深い気づきを得た、後輩たちの出家式だった。

こんな色んな事を、他人の出家式から感じるだなんて…

あらためて、私はこう思った。

 

《時が経つにつれて、出家式の「新鮮味」は薄くなるけど、出家の「深み」は、ますます増していくんだなあ…》 と。

 

これは2年前の私の出家式です。タイが車椅子で列席してくださいました。

 

タイの目の前で五体投地をして、私は沙弥の「十戒」を授かりました。

そして髪にハサミが入る瞬間。私の目は、右斜め前方のタイを見ています。

 

 

(ああ、ここから世界がハッキリと分かれるのだ…)

 

この瞬間、私の目から涙が一筋、流れ落ちました。その時は何の涙か分からなかったけれど、心は大きな感動に揺り動かされていました。

この出家式のあと瞑想ホールの外に出て、全僧侶による「南無観世音菩薩」のチャンティングに包まれながら、剃髪が行われました。髪を剃られながら、今度は涙がポロポロ溢れ出しました。周りを囲む人たちの目も真っ赤でした。あれは何の涙だったのでしょう? いま私は、それが分かる気がします。ここでもう一度、タイの言葉を繰り返しますと…

「実践を共にする仲間と一緒に戒律を唱えることで、自分の中の《汚れなき、自由な身体》に気がつく時、大きな幸福感がやってきます…」

 

「それがあなたの《戒身》です」

出家式にはるばるタイPVまで駆けつけてくれた、日本のサンガの仲間たちと。

 

こちらはオビクニさまとサンガの仲間たち @5/25富士山サンガ 気づきの日。富士吉田市・慈光院にて。

 

ソーエモンさんの地蔵堂にて @5/25富士山サンガ 気づきの日。

 

 

上の写真で私が抱きついている大きな子育て地蔵さんが、オビクニさま。

その下の写真の、小さな石のお地蔵さんが、ソーエモンさんです。

 

(ちなみに、5/25富士山サンガ気づきの日 @慈光院 のレポートは、コチラから読むことができます :  )

↓↓↓

「微笑みの風サンガ⭐️東京FB」

 

 

 

(6/16の日記がつづきます…)

6:30 感動の出家式に出た直後、プラムヴィレッジ代表団12名が、車で出発。

 

8:30 タイ国立マハチュラロンコーン仏教大学に到着。

世界平和連盟(WPA)が主催する

「インターナショナル・ブディスト・チャンティング・セレモニー&世界平和会議」

にVIP招待された「プラムヴィレッジ代表団」(12名)。そのメンバーの中に、私も入れていただいた。

アジア16ヶ国から、2000名もの僧侶たちが大集結。

壮観!!

 

タイ王国の文部大臣、国連の副議長など…そうそうたる列席者の居並ぶ前で、大トリをつとめた、プラムヴィレッジ。その「革新性」を、今日この場で、ハッキリと確信した。

各宗派のチャンティングは、以下の順番で続いた。⑴大乗仏教チャンティング(中国)→⑵チベット仏教チャンティング→⑶上座部仏教チャンティング…そして休憩があって一番最後が、プラムヴィレッジのチャンティングだった!

他にはない、唯一無比の美しい、現代的なチャンティングで、まったく新しい仏教の姿を、全聴衆に向けてアピールした。

他宗派の僧侶たち(特に若い世代)からも、やはりそのような称賛を受けた。

セレモニーの大トリをつとめた、プラムヴィレッジ僧侶団のチャンティング(私の左はプラムヴィレッジで8年修行中の上座部仏教の僧侶です)。

 

そして…男性僧侶&女性僧侶&在家者の男女が一体(= 四衆サンガ)となって、チャンティングを行ったのも唯一、プラムヴィレッジだけであった!!

男性僧侶のみという、それまでの伝統的な仏教団との違いが歴然とあらわれた、まさにセレモニーの大トリを飾るにふさわしい、華やかなチャンティングとなった。(またプラムヴィレッジで8年修行中の上座部仏教の僧侶=ブラザー法現も、このPV代表団の一員だったので!)

「私たち伝統仏教も、プラムヴィレッジのように、もっともっと変わっていかなければならないと思います」

「なぜプラムヴィレッジが世界中で受け入れられているのか、よくわかりました」

「ぜひ、プラムヴィレッジに行って、勉強したいです。よろしくお願いします!」

「お待ちしています。またお会いいたしましょう!」

「では!」

 

 

また個人的には、同じ会場で…

昨年、国連が主催した「世界平和フォーラム」の最終スピーカーとして突然指名され、急きょ「プラムヴィレッジの瞑想」のプレゼンをした私の事を覚えていた中国人僧侶に話しかけられて…感動〜。

その…昨年の「世界平和フォーラム」のテーマは「マインドフルネスの呼吸は平和の呼吸」でした。↑ 大雨でタイランドの洞窟に20日近くも閉じ込められた少年サッカーチーム12名を、マインドフルネス瞑想で救ったコーチ(元僧侶)もプレゼンし、あの時の体験を詳しく語りました。(残念ながら、私のプレゼン写真はございませんが!)

 

巨大スクリーンに写し出された客席…左上の小さい赤丸が、私でした!

 

 

今回の近況報告は、ざっと以上です。

 

ところで、みなさま。御存知でしたか?

いま私が住んでいるタイ プラムヴィレッジは、世界自然遺産に登録をされている「カウヤイ国立公園」の敷地内にあります。

「世界で最も空気が美味しい場所 ベスト3」 にランキングされている…そんな地域です。

タイ プラムヴィレッジ、「呼吸の丘」にて

タイ プラムヴィレッジ、マンゴー林の道

 

 

こちらは今、いちだんと過ごしやすい、雨季に入っています。

ここカウヤイ山麓の雨季は、爽やかですよ!

 

日本の皆さま。

今度はタイ プラムヴィレッジの方に、お越しくださいね。

そしてこのマインドフルネスの総本山で、200人ものプラムヴィレッジの僧侶たちと一緒に、マインドフルネス・トレーニングを体験いたしましょう。必ずや、他にはない、素晴らしい体験となるはずです。

 

ぜひ!

お待ちしています〜。

 

それでは、またお会いいたしましょう!

 

 

にっこり

日光

サンライト

タイ プラムヴィレッジ、ブッダの広場に昇る朝日

 

✳︎ 本日7/17よりタイ プラムヴィレッジでは 、3ヶ月間の雨安居(レイニーリトリート)期間に入りました。
この雨安居の3ヶ月間は、ブッダ以来の伝統で、私たち僧侶は僧院内から一歩も出ずに、マインドフルネスの修行へと集中いたします。

それは雨季の期間、地面に這い出してくるいろんな虫たちを踏み殺してしまわないために行われる「リトリート」(引きこもり修行)です。
ですから、この期間は、とてもパワフルなマインドフルネスの集合的エネルギーが集中的に養われる、とても大切な修行期間です。
この期間には、一般在家者の方々の滞在に対しても、1週間単位で門戸を開いています。
200名ものプラムヴィレッジ僧侶たちとともに、マインドフルネスを実践できる、またとないチャンスです。
ぜひ、おいでください。

 

⭐️タイ プラムヴィレッジ滞在に関する詳細情報・お申し込みはコチラ :

タイ プラムヴィレッジHPからどうぞ!(英語対応になります)

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