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2017.06.09

編集部

アルボムッレ・スマナサーラ長老と想田和弘監督

サンガの読者のみなさん、こんにちは。編集長の佐藤由樹です。サンガブログでは、私の身の回りで起こった出来事を、少しずつご紹介していきたいと思います。ささやかな日常をみなさんと共有できたら嬉しいです。どうぞよろしくお願いします!

 

さて今週は、映画作家の想田和弘監督が、

アルボムッレ・スマナサーラ長老のもとを訪れ、瞑想指導を受ける機会がありました。編集部ではその様子を取材してきました。

 

スチール撮影のほか、映像の撮影も行いました。貴重な機会ですから、取材クルーも力が入ります!

 

想田監督がスマナサーラ長老のもとを訪れるのは、昨年2016年3月に続き、約1年数ヶ月ぶりとなります。その経緯を少しご紹介しましょう。

 

想田和弘監督は、ドキュメンタリーの分野で

「観察映画」という手法を提唱し、活躍をされています。観察映画というのは、「事前のリサーチ・打ち合わせや台本なし、ナレーション、説明テロップ、音楽も使わずに、起こっている現実にありのままに向き合い、作品を作っていく」というものです。

この「観察」という単語を聞いたとき、サンガの読者のみなさんなら、何か思い浮かぶことはありませんか?

――そうです。「観察瞑想」、すなわち、「ヴィパッサナー瞑想」です。

想田監督が観察映画を始めたとき、実際はヴィパッサナー瞑想の存在は知らなかったそうです。しかし、想田監督は、観察映画の手法を、「現実にありのままに向き合う」という点を重視しながら創造されました。

また、『怒らないこと』(サンガ新書)をはじめとしたスマナサーラ長老の著書の熱心な愛読者でもあります。その想田監督の姿を拝見すると、「観察映画」と「観察瞑想」のつながりは、単なる偶然とは考えられませんでした。

そこで去年の話になりますが、2016年3月、編集部では、スマナサーラ長老と想田監督にご対談をしていただきました。このときが、お二人の最初のご対談でした。

 

この対談時、想田監督はまだ瞑想を経験したことが

なかったそうです。しかし、対談の後、想田監督はニューヨークに帰国されてから、なんと、実際に瞑想をはじめて体験されたというのです。

その体験については、想田監督ご自身のコラムに詳しく書かれています。

■映画作家・想田和弘の観察する日々 第43回
「観察瞑想」のすすめ:混迷する世界から自分を守り、世界を変える。

 

――このワクワクするようなニュースに触れ、「想田監督が瞑想を実践されたのであれば、やはりスマナサーラ長老の瞑想指導を、実際に受けていただきたい!」と感じ、私たちサンガ編集部の強い希望により、今回、スマナサーラ長老による想田監督への瞑想指導が実現しました。スマナサーラ長老、本当にありがとうございました。

2016年から2017年にかけて行なわれたスマナサーラ長老と想田監督のご対談は、今週、「瞑想実践」という重要な機会を経て、いよいよ書籍化へ向けた編集作業が深まっていきます。対談書の刊行を、ぜひ楽しみにお待ちください!

 

([写真]上段:きいろろ さとる / 中段:サンガ編集部)