社長ブログ(ほぼ毎週金曜日更新)
スリランカのぬくもり
移りゆく心
先週まで残っていた
僕のスリランカのぬくもりは
今はもうない。
不思議と言えば、不思議なことだ。
10年前、外モンゴルに行ったときに感じた
解放感と自由さもそうだった。
心には、ずっとその体験が残るかのように思うのだが、
それは短期間でなくなってしまう。
人は皆、どんな経験をしようとも、
やはり環境によって
心が支配されてしまうのだろうか。
ハワイアンポーズとスリランカの子供たち
そういえば、スリランカで、
ホワイトさんがハワイアンポーズをしていた。
〔右がハワイアンポーズをするホワイトさん。左が吉廻さん〕
ハワイアンポーズとは、
親指と小指を立てるポーズなのだが、
「手の甲」を見せるか、「手の平」を見せるかで
意味が違うのだという。
「手の甲」を見せるのが、「シャカ」というポーズで、
「元気?」「がんばろう」のサインだ。
そして、「手の平」を見せるのが、
「ハングルース」というポーズで
「アロハ」「ありがとう」のサインだ。
そして、植樹祭のときに
スリランカの子供たちが
一斉にハワイアンポーズをとっていた。
僕はハワイアンポーズを知っていたので、
ちょっとびっくりしていたが、
あとで聞いてみると、
ホワイトさんが子供たちに教えたらしい。
僕は子供たちの満場一致感と、
反応のよさに感心した。
ひょっとすると、彼らの中に、
この思い出が何かの機転になる子供が
出てくるかもしれないと思った。
2020年も元気に放送「マハラジャ放送局」
スリランカ最後の日は、
コロンボ空港までバスで5時間という長い時間があったので、
恒例の「マハラジャ放送局」をやった。
「マハラジャ放送局」とは、
バスの中で僕がDJ役となってマイクを持ち、
話題をふっていく車内放送だ。
今回は、最初はヤサ先生を囲んでの
「仏教Q&A」の設定だったが、
時間もたくさんあったので、
そのうち「なんでも質問会」みたいになった。
そこで、吉廻さんの質問は、
僕にとってはお馴染みの
「社長にとって仏教遍歴」と
「サンガの成り立ち」についての質問だった。
時間がたくさんあるので、
僕はとっておきのロングバージョンを話した。
内容は知っている人も結構いると思うので、
ここに書くのは省略するが、彼女の次の質問は、
「禅をやっていたときの僕と、
テーラワーダを始めてからの僕は、どう変わったか?」
という質問だった。
そこで僕は、
「禅は自分が生活していくためにあったように思うが、
今は、テーラワーダ仏教徒として社会を見ているように思う」
と答えた。
言い換えれば、
以前は、禅より前に「自分」があったが、
今は、自分よりも前に「テーラワーダ仏教」があるような感じだ。
そして、「今後の僕の修行はどうなるのか?」とも訊かれた。
そこで僕は、
「今はサンガがあるので、
そこまで考えられていない。
ちゃんとサンガが育ったら、僕は考えられるだろう」
というようなことを答えた。
そういえば、BCC(ブッディストカルチャーセンター)の社長は、
僧侶でありながら、書店を経営し、出版事業までやっている。
「もしかすると、彼の生き方が僕の手本になるかもしれない」
というように答えたと思う。
J・R・ジャヤワルダナ初代大統領と日本
その後、マイクは、
ガイドのサナットさんにも渡った。
サナットさんは、
戦後の日本を救った言われる
J・R・ジャヤワルダナについて語った。
「憎しみは憎しみによって止むことはなく、慈愛によって止む」
という言葉は有名だ。
30年以上前に、サナットさんが日本に来たとき、
後に初代大統領にもなったジャヤワルダナ氏が
日本でこんなにも有名なのかと驚いたという。
それはいたるところに
「JR」の文字があったからだという。
そんな冗談を言っていた。
やがて、飛行機の時間が近づいてきた。
観光産業に多く依存するスリランカが、
テロとコロナに大打撃を受けているこの人々が、
すぐにでも幸せになってくれるように、
僕は願わずにはいられなかった。
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