社長ブログ(ほぼ毎週金曜日更新)
タイ展に行ってきた
やっと暑い夏が戻って来た。
やはり夏はこうでなくちゃと思う。とくに僕は、以前アイス屋などをしていたので。
今年の夏、仙台は記録的な冷夏で、雨も多かったらしい。
出版社をやっている今でも、やっぱり夏の暑さのことは気になってしまう。
とにかく夏が暑くないと、アイス屋は商売あがったりである。
ビール屋だってそうだ。あと海水浴場も。たぶんユニクロも。
それはともかく、
タイ展がもうそろそろ終わりに近づいたので、トーハクに行ってみた。
川島も五十嵐も、ちょっと前に行ったらしい。やはりサンガはみんな仏教好きなんだ。
タイのイメージは、「上座部仏教」「金色」「王国」「東南アジアの大国」「日本との古くからのつながり」「山田長政」
「暑い国」・・こんな感じかな。
トーハクにそんなにしょちゅう行ってるわけではないけど、けっこう混んでいた。
老若男女、金曜の夜の総武線とはいかないけれど、平日3時ごろの都営新宿線よりは混んでいた。
そして意外だったのは、タイのテーラワーダ仏教の歴史がそんなに古くないこと。タイ北部スコータイの王朝に、スリランカの仏教が伝わったのは13世紀末。当時の日本では、鎌倉仏教がひと通り出尽くしている。
そして常に、時の王朝とともに発展してきたこと。それは日本も同じだな。天皇家と仏教の関係は切っても切れないものがある。
ほかの国の仏教と国家の関係はどうだったんだろう・・そんなことを考えながら、第一展示室から第二展示室へ回っていく。
仏像がとても優雅で美しい。女性的なたたずまいで慈悲を感じる。
サンガでも通販で仏像を扱っているが、スリランカはなんたってスマナサーラ長老の国だから、僕にとってはいちばんなじみが深い。
スリランカの仏像は男性的で、力を感じる。
インドの仏像はエキゾチックで、ともするとヒンドゥー教的というのか、妖艶な雰囲気も感じる。
タイ展の外で、意外な人に出会った。
サフラン色の僧衣を纏った2人の僧侶だ。
誰だと思う? それはヤサさんとクサラダンマさんだった。
考えてみれば、別に意外でも何でもない。2人は「タイ展」を見に来る人たちなんだな。
2人のはにかむような笑顔が、とても印象的だった。
中庭ではなんと「トーハク BEER NIGHT」が設営されていて、午後4時の開場を待つ人の列ができていた。
タイ展の前でビアーナイト、まさにこれこそタイの真骨頂ではないのか?
上野から秋葉原、御茶ノ水と帰路を辿りながら、なんとこの街は資本主義的で無機質なんだろうと感じた。
それは最近時々見る、案内係のロボットのようだ。
少しでもいいから、タイのように雑多で、そして宗教的にほっとできる場所があればいいのになと思う。