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2018.02.05

社長ブログ(ほぼ毎週金曜日更新)

ポヤデーと皆既月食

皆既月食

写真:島田啓介

1月31日は皆既月食だというので、東京オフィスから外へ出て見にいった。
それは劇的というよりは、赤色の皆既月食だった。

写真:島田啓介

(肉眼だと赤いのだが、携帯で撮るとうまく撮れなかったので、

翻訳家の島田啓介さんに写真を借りた。やや赤みがかっているのがわかるだろうか。

ありがとう島田さん)

 

人が言うには、それを見ながら願い事をすると願いが叶うらしい。
「星にお願いを」なら聞いたことがあるけど、「皆既月食に願いを」もありなんだな、と思いながら見ていると、
なぜ仏教徒は、満月の日を「ポヤデー」と言って修行したり、
お寺へ行ってお祈りをしたりするのかなと思った。

 

ポーヤデー

写真:島田啓介

そう言えば、それはお釈迦さまが誕生・成道・入滅された日は5月での満月の日で、
テーラワーダ仏教協会のwebページを見たら、言わば「ウェーサーカ祭の月バージョン」であると書いてあった。

その日は自分の誕生日の前日なので
「今日から明日にかけて修行して過ごすぞ」と思っていた。
ちょうどいい。
そこで、1月31日から2月1日まで、瞑想をして過ごした。
そんなに長い時間は出来なかったけど。

そして60歳になったから、
何か感傷的なものが押し寄せてくるんじゃないかと思っていたけど、
実際はそうでもなく、普通と同じだった。
それを知人に話すと
「なんて自分が好きなんだ、そんなに自分を大切にしているのか?」
と言われた。
それは僕にとってとても意外なことだった。
まさかそういうふうに取られるとは思いもよらなかった。

 

『僧侶が語る死の正体』

その2日後、南直哉さんやネルケ無方さんなど、
「死」について自分なりに向き合っている僧侶の方々の話題になった。
それはサンガから刊行している『僧侶が語る死の正体』にまとめられている。
そして、人が死を怖がるとき、逆に言えば、「どれだけ生が好きなんだろうか」という話にも展開していった。

そう言えば僕も、小学生のある日、死が他人事ではなく、自分にもあてはまるものだということを知り、
愕然として怖くなり、それ以来、毎晩が恐怖になった。
中学生になり、部活に入って夢中で活動しているうちにその恐怖はなくなったけど、
いまだにその問題は歴然としてあるわけだ。

そして、死に対する恐怖は、修行のエネルギーでもある。
それがなかったら、少なくても僕の修行は永遠に先送りされるだろう。
僕は結構能天気なので、いざというとき焦り、狼狽する自分が見える。
いつだって「修行しなくちゃ」なのだ。
修行に向かっていくためには、僕はまだまだ強い自我が必要で、
生に対する強い思いがなければ、修行のエネルギーなんか出てこない。
そういう意味では、知人の指摘は正しい。
まだ僕は、この厄介な自我としばらく付き合わなければならないようだ。

 

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