編集部
森林僧院スカトー寺で瞑想リトリートのお誘い(その2)~森林僧院初心者に送る、すっきり安心お答え集~
プラユキ先生に聞いてきました。
スカトー寺へのツアーの告知を開始してから、参加を検討されている方々から、スカトー寺での滞在について、いろいろな質問をいただいています。タイの山奥の森林の中にある、野生溢れる僧院ということで、日本ではなかなか遭遇しない事態もありそうだ、ということで気になることは多々あります。そこで、今まで頂いた質問を携えて、プラユキさんにお会いして、質問に答えていただきました。聞き書きで川島がお送りします。森林僧院初心者に送る、すっきり、安心編です。(写真はプラユキ先生の修行時代のフォトアルバムです)
プラユキ師の朝の托鉢風景。
質問1 おトイレについて
おトイレはありますか?
お答え
クティにトイレがあります。水洗ではなく、タイ式の手桶とかバケツでお尻を洗うタイプです。いわばウォシュレットの原形のようなもので、電動ジェット噴射の温水の代わりに、手桶に水を汲んでお尻をザーッと洗い流します。なのでとっても清潔です。トイレットペーパーを使わない人も多いですが、トイレットペーパーは必要な人はご持参ください。お寺にも予備はあるとのこと。紙でトイレが詰まることはないとのことでした。
おトイレついでにシャワーについて。どのクティ(リゾートホテル風に表現すればロッジ)にも、水とバケツはあります。シャワーはあったりなかったりです。いずれにせよ、水です。温水シャワーではない!(残念) ですが熱帯なので、基本、水で大丈夫。
プラユキ師のクティ。
質問2 蚊について
蚊についてのお問い合わせは多いです。ちなみに、先日サンガ企画のスマナサーラ長老ツアーの一行がインドから帰国しましたが、サンガ社員の帰朝報告によると、クシナガラのホテルで大量の蚊に悩まされたそうです。旅の中、蚊帳もなく、殺生もできず、で一晩苦しんだとのこと。
いっぽうタイでは、5月~10月は、蚊が多く発生する傾向にあると、ネットの旅行記などにあってがぜん心配になります。蚊の対策はどうしたらいいでしょう。
お答え
蚊は夕方ぐらいに発生するので、その時間帯を気をつければよいでしょうとのこと。
虫よけスプレー、および部屋ではベープで対策すれば大丈夫とのことです。「え!ベープって殺虫剤では?」と伺ったところ「タイの蚊は賢いので危ない処には近づかないんですよ」とのことでした。そうだったのか。
ちなみに各部屋に網戸が有ります。それにカヤの貸出もあるので、寝るとき蚊が心配ならぜひお借りしましょう。
森の中でチャルーンサティをするプラユキ師。
質問3 サソリ、マラリア、伝染病
サソリ、マラリア、デング熱などの伝染病の心配はないの?
危険はあっても、気づきをもって対処すれば大丈夫?
それでも万が一の時はどうされているのでしょうか?
お答え
「デング熱、マラリアは心配ありません。
万が一、サソリに遭遇したら、よく見て歩いてください。
こちらから攻撃しなければ、攻撃してくることはありません」
とのこと。
いままで何千人と日本から訪問があったそうですが、皆無事にリトリートを終えたとのことでした。
(これまでで二人、サソリに噛まれたそうです。ちいさなサソリに泥沼で刺さされたそうですが、それぞれ対処して無事だったとこと。)
お寺には救護所のようなところはありませんが、万が一の場合は車でふもとの病院まで行って治療します。
「お腹をこわすなどの不調であれば常備薬がありますよ」とのことでした。
朝の食事風景。
質問4 食事について
食事は朝1回だけ?
お答え
ツアーのパンフレットには食事は1日1食とあるのですが、これは正しくなくて、食事は午前中に2回食べられるのだそうです。
お寺では朝にバイキング形式で食事をとりますが、タッパーウェアなどを各自で用意して、そのときに朝の食事を取り分けておいて、クティで食べたりできるそうです。
食事は午前中だけというのは八戒は受けた人の決まりで、全員が八戒を受けなくてはいけないということではないそうです。
八戒は受けたい人が受けるとのこと。
しかし、五戒は全員が受けます。
五戒ならば、午後の食事はOKです。
お寺では食事は朝しか出ないので、午後にお腹が減ったら、取り分けておいた食事を頂くか、
「近隣の村に買い物に行ったり、食べに行ってもOK、心をよくする、心を落ち着ける修行をするのが大事」とのことです。
とはいえ、お寺以外で食べてお腹をこわしてもいけないですから、十分気をつけましょう。
お腹をこわしやすい人は、「辛いものは無理して食べないほうが良いでしょう」。
それから、生活関係のアドヴァイスとしては、
「朝晩冷えるので、厚手のセーターが一着あるといいです」
とのこと。
スカトー寺のそれぞれの姿。
スカトー寺での修行について
プラユキ先生からスカトー寺での修行についてのお話です。
「瞑想がうまくいかないとか気にしないで大丈夫です。
スカトー寺では、うまくいく、いかないという尺度自体がないのです。
そのコントラスト、ずれを自分で体験すること、ずれは必ずあるから。
全部が学びになっていきます。
チャルーンサティは、段階を踏んでいくのではないのです。
スカトー寺ではその真髄が体験できます。
はずれくじなしの瞑想を体験できます。
ダメ出し瞑想ではなくマル出し瞑想です。
どんな場面も念定慧の機会にしていきましょう。
朝から晩まで、十数時間の瞑想ができます。
その場にいるだけで効果があります。」
法話とインタビュー
午前中、食事後にプラユキ先生の法話があります。
そして夕方の勤行の後、一日の瞑想を振り返って、みんなでの振り返りのセッションをします。
そして、各自、個人インタビューもできます。
今回、滞在期間が4泊5日ですが、このように5日の滞在はとても多いそうです。
どんなに長く滞在したくても、スカトー寺では2週間を限度としているとのこと。
プラユキ先生いわく、「瞑想は練習、本番は現実、それがスカトー寺のモットー」
藤田一照さんとの対談でも話題になった「スピリチュアルバイパッシング」に陥らないためです。
「雨期の直前のシーズンですから、ちらちらと割と雨があるかと思います。
それも、ザーと降っておわり。
日本のようなジメジメとしたうっとうしさ感はないです。
さわやかな雨です」
どうぞぜひこの機会に。
スカトー寺ツアーのご案内
スカトー寺に滞在は6月14日(金)~18日(火)の5日間なのですが、スカトー寺宿泊最後の晩、6月17日(月)のは満月、ウポーサタです。
有意義なリトリートになると思います。
お申し込みをお待ちしております。
旅行会社の特設ページはコチラ
次回は、森林僧院滞在のTIPSをお伝えしたいと思います。(といっても1泊しただけですが)
スカトー寺のインスタグラムはコチラ。
雨安居一か月前の満月の瞑想リトリートです。
編集 川島 (写真提供:プラユキ・ナラテボー師)
(つづく)