社長ブログ(ほぼ毎週金曜日更新)
自分を変える気づきの瞑想法――社長ブログ的に
瞑想合宿に参加して感じた5つの効果
昨日まで、伊豆稲取で
ヴィパッサナー瞑想合宿だった。
前回はリタイヤしてしまったので、
ほぼ一年ぶりの合宿参加になった。
普段から瞑想は続けているが、やはり合宿に参加すると、
合宿の効果がありありと分かってくる。
その一つ目は、心が強くなることだ。
言わば心に「大リーグボール養成ギブス」をはめた状態だ。
(大リーグボール養成ギブスを知らない人は『巨人の星』を読んでほしい)
二つ目は、周囲に頼らなくなることだ。
合宿はもともと無言行なので、
言葉によるコミュニケーションはほとんどゼロなのだが、
いやいや、そんなことはない。
人間はどんなときでも、周囲との関係に頼り、
または翻弄されているものなのだ。
そして三つ目は、
人のことが気にならなくなり、
心のバイアスがポジティヴでもネガティヴでもなくなり、
言わばニュートラルな状態になる。
四つ目は、ほとんど寝なくても大丈夫になる。
(正直、瞑想中に寝ているかも分からないが……)
五つ目は、集中力が高まり、
また、いつもとは別な視点で
ものを捉えることができるようになる。
どうだろう? ほかの合宿に参加した人たちの感想は。
新参者と常連たち
また、合宿が嫌で嫌で参加したのに、
いざ終わってみると、また戻りたい気持ちになる。
今回の瞑想会もあいかわらず満員だった。
でも参加している人間は、
ずいぶん変わったなあと思った。
見ない顔がけっこういる。
それでも常連たちはいっぱいいるのだが、
中でも必ずいるのが、
そして僕の目をひいてしまうのが、
『怒らないこと』を本屋で買ったことをきっかけに、
日本テーラワーダ仏教協会の会員になり、
先日、一時出家修道会に参加するまでになった長野さん。
そして、黒田。
この二人には、瞑想会に行くと、
必ず会っている気がする。
黒田は、瞑想場所が僕と同じだということもあり、
そう思うのかもしれないが、
実によく一生懸命、瞑想をしている。
真夜中に歩く瞑想をする黒田。
見た目だけで言えば、
100点満点をつけたくなるくらいだ。
超人になるための15のポイント
「慈悲の瞑想」を完璧にすると、
超人になるという。
11月下旬にスマナサーラ長老の新刊
『初期仏教経典解説シリーズⅣ 慈経/宝経/吉祥経』
を刊行する。
その中には、スマナサーラ長老の『慈経』の経典解説の
アップデートバージョンも載っている。
それによると、「慈悲の瞑想」をちゃんと実践し、
次に挙げる「自我を制御する十五のチェックリスト」を
マスターすることが重要だという。
①Sakko:ものごとを上手にこなせるような人間になる
②Ujū:性格的に真っ直ぐの人間になる
③Sūjū:正しいものごとについて真っ直ぐになる
④Suvaco:人の話に耳を傾ける、他人のアドバイスを素直に受ける人間になる。いわゆる、頑固ではない素直な人になる
⑤Mudu:柔軟な性格
⑥Anatimānī:謙虚であること
⑦Santussako:得たもので満足を感じる人間になる
⑧Subharo:面倒を見やすい人間になる(要求が少ない)
⑨Appakicco:ややこしい仕事がないこと。あまり忙しくない
⑩Sallahuka vutti:軽やかな生活習慣。ものごとを重く受け取らないこと
⑪Santindriyo:落ち着いた行儀作法
⑫Nipako:理性があること。感情を抑える
⑬Appagabbho:二面性をやめる
⑭Kulesu ananugiddho:他人に、家族に必要以上に執着する、依存することをやめる
⑮Na ca khuddaṃ samācare, kiñci yena viññū pare upavadeyyuṃ:理性の
ある人々が批判する、たとえ小さな過ちであっても犯すことはしない
これらの15個をマスターすることが、超人になる道だ。
今回の合宿でマスターしたなんて、とてもじゃないが言えないが、
僕が感じたいくつかのことは、
この慈経に書いてあることの一部なのかもしれない。