社長ブログ(ほぼ毎週金曜日更新)
人間関係Q&A
読者からの質問に回答します
先日のメルマガで、人間関係についての質問を募集したとろ
メルマガ読者の方から質問が届いたので、
お答えしようと思う。
(*質問の文章は編集させていただきました)
Q1:資格などを誇示する人たちが苦手です(40代女性より)
職場の人が、上司ともども国家資格者なのですが、
それを誇示しているようにしか思えないのです。
医師ともなれば別ですが、
大事なのは、その「人となり」ではないかと存じます。また、母方の親戚も、
出来がよいことや、知恵のあることを誇示してきます。
我が家では「謙虚なほうが好かれる」と言われてきたので、
母方の親戚とは合いません。悩みです。
A:人間関係はややこしい
人間関係――
これほど複雑で、解決不能と思われることもなかなかない。
人によっては、人間関係が原因となって、
生き方を大きく左右することもある。
「じゃあ、“動物関係”というものがあるんだろうか?」と
少し考えてみた。
すると水槽の金魚は追いかけっこしているみたいだし、
猫はじゃれあっているし、
犬だって吠えあったりしている。
そう考えると、“動物関係”というのもあるようだ。
人間関係がややこしいのは、
言うまでもなく、相手がいるからである。
相手のそのときの気分、体調や
自分の気分、体調などによって違うので、
決まった問題解決の方法はないから、
問題はややこしい。
さらにややこしいのは、基本的には、
人間関係の環境を、
自分では選べないことにある。
人はそれぞれ、
違った人間関係のフェイズをもっている。
意識しようがしまいが、
そのそれぞれのフェイズを、
優先順位で分けて、
人間関係を、うまく使いこなしているのである。
具体的には挙げれば、
家族の人間関係、友人関係、
恋人関係、職場の人間関係。
僕たちは、それぞれの人間関係のフェイズを
それぞれに使いこなせたり、
または、使いこなせなかったりしている。
たとえば、職場での欲求不満などを家族に話しても、
ある意味、鬱憤晴らしにはなっているかもしれないが、
実際はまったく独立した別々の人間関係である。
あなたが作っている壁
とかく、自信のない人は、
その肩書きに頼るものである。
あなたは「医師ともなれば別ですが」と書いていますが、
医師であっても、誇示するものではない。
今に集中し、その今に自信を持っていれば
別に資格などを誇示する必要はまったくない。
“謙虚”は美徳である。
すごくいいと思う。
しかしあなたが、職場の人たちを
このように見ている限り
いくらあなた自身が謙虚だと思っていても、
あなたの悩みは消えない。
あなたがこのことで悩み続けているかぎり、
あなたは相手に対して壁を作っている。
すると、相手もまた壁を作ってくる。
その壁は、
あなたが高くすればするほど
相手も高くして、
結局は壁の高さの競い合いになってしまうのだ。
相手の長所を見つければいい。
では、どうすればいいのか?
どんな人間でも、
必ずいいところがあるものだ。
あなたは心を少しだけ開いて、
よく相手のいいところを観察してほしい。
いくら国家資格を持っていて、
誇示しているように見えたとしても、
別に24時間誇示しているわけではないだろう。
相手にも何かしらいいところがあるはずだ。
あなたは相手を選べないのだから、
あなたが思う相手の長所を見つければいい。
その長所を相手に言わなくても、
それを見つけられたら、
相手の反応も、おのずと変わる。
そうして相手を好きになってしまうのが、
一番手っ取り早いのだが、
それはそうもいかないだろう。
要は相手の良いところを知り、
壁をどんどん低くすることである。
低くなっていくと、
今まで悩みだったはずの相手が、
不思議なことに、
あなたに対して、理解を示してくれるようになるだろう。
要は、多少きつい言い方になるかもしれないが、
あなたが相手に対して抱いている悩みは、
それはそのまま、
相手があなたに抱いている悩みなのである。
Q2:お盆と正月に帰省する意味は? (30代男性より)
もうすぐお盆です。
お盆と正月に実家に帰省することには、
どういう意味があるのでしょうか?「今を大切にする」という仏教本来の教えを踏まえると、
帰省とか親孝行ということは、どうも不思議な感じがします。遠くの実家より、
身の回りの家族、友人、職場を大切にしたほうが
いいのではないかと思いますが、どうでしょう?
A:仏教に触れることの大切な機会
まず訊きたいのは、
「あなたはテーラワーダ仏教徒ですか?」
ということである。
あなたがテーラワーダ仏教徒なら、
知っているとおもうけど、
テーラワーダ仏教の行事の中にも、
ウェーサーカ祭やウポーサタなど、
さまざまな行事がある。
それにあなたが関わっているなら、
それはそれでいいと思う。
別に、お盆と正月に
実家に帰省することはないと思う。
しかし、あなたが仏教徒で、
テーラワーダ仏教の行事に参加していないなら、
日本にいると、仏教を実感できる機会は、
ほとんどないと言っていい。
唯一あるとすれば、お盆と春秋のお彼岸ぐらいのものである。
だから、面倒くさいかもしれないけど
一年に一回ぐらい、
仏教に接してみることをおすすめする。
人間関係という宝物
また、身の回りの人間関係を大事にするのは、
すごくいいことだと思う。
しかし、遠くの人間関係、あなたの言う、帰省や親孝行、
これはこれで、実はすばらしいことである。
考えてみてほしい。
あなたが本当に困ったとき、
真剣になって助けてくれるのはどっちだろう?
もしかして、それは、
故郷にいる親かもしれない
だから、その人間関係を大事にすることは、
あなたにとって宝かもしれない。
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