仏教徒の心臓部ともいわれる聖地ブッダガヤにある大菩提寺(マハーボーディ寺院)をテーマに語る120分の講座です。
メインスピーカーを務めるのは、ブッダガヤ大菩提寺の管理委員会に20年以上委員として参加する佐々井秀嶺師です。師は管理委員の意思決定がヒンドゥー教徒優位になるように決められた管理の仕組みに異を唱え、様々な運動を続けています。映像や書籍では派手なデモや闘争が目立ちますが、現在は管理権の無効を訴えたインド最高裁での裁判が運動の中心です。この問題はアンベードカルが60年前に再興し、復興の過程にあるインド仏教徒にとってアイデンティティーを得るための重要な運動であり、またインド社会にある深い闇との闘いでもあるのです。
佐々井氏のこれまでの主な活動を中村龍海氏が紹介し、『大アジア思想活劇―仏教が結んだ、もうひとつの近代史』の著者・佐藤哲朗氏をゲストに大菩提寺について俯瞰的に解説いただく予定です。
佐々井氏の情熱に感銘を受けた弊社代表・島影透が司会を務めます。