プラムヴィレッジでの僧侶生活〜戒律とマインドフルネスの日々〜【第8回】
「2019年末、近況報告。タイ プラムヴィレッジより」
日本のみなさん、こんにちは。ブラザー・サンライトです。
年末のタイプラムヴィレッジから久々に、お便りを送らせていただきます。
⭐️11月31日…タイが、故郷ベトナムの本山から一年ぶりに、ここタイ プラムヴィレッジに戻って来られました。私たちは数日前から、タイのお家を掃除してお待ちしていました。お昼前、警察車の先導で、健康チェックされたバンコクの病院から数時間かけて、予定通りに到着されました。タイは、とてもお元気なご様子です。
私たちは、タイのお住まいまでお迎えに出ました。
前日、病院まで挨拶に出かけた先輩たちも、タイの〝気〟の充実ぶりに驚いていました。その病院で撮った写真がこちらです。お顔もツヤツヤで、目も輝いています。
ではタイは、ここタイ プラムヴィレッジに、一体どのぐらい滞在されるのでしょうか?
プラムヴィレッジの公式発表はコチラです。
けれども、常に「今ここ」を生きておられるタイ。実際のところ、どれだけおられるのかは…どなたに聞いても…「タイのみぞ知る、だね〜」と言われます〜😄。
いずれにしても、
タイがこうして再びここに戻って来られたことは、やはり私たちにとって、大きな喜びです。
タイ プラムヴィレッジ全体が今、とても明るく、温かいマインドフルネス・エナジーに満ち溢れています。
やはり改めて、タイの存在エネルギーの大きさを、肌でひしひしと感じています。
タイと一緒にやって来られたシスター・チャンコンが車から降りられた時、たまたま滞在していた日本人の子供たちが、キャンディーをプレゼントしに行きました。
するとシスター・チャンコンは、
「どーも、ありがとー、ございまーす!」
とハッキリ大きな声の日本語で言われ、周囲は大爆笑に包まれました。私もシスターが日本語をしゃべられたのには、ビックリ仰天でした。
年末の「ホリデーリトリート」には、日本から60名もの参加者がここタイ プラムヴィレッジへやって来られます。どうぞそれまで、タイがおられますように〜!
⭐️12月4日…タイから日本の皆様へ、素晴らしいギフトが!
ここプラムヴィレッジ(タイランド)を訪れていた日本の子供たちが、なんとタイのお部屋に招かれ、タイと対面いたしました。ノノちゃん(5歳)&キキちゃん(3歳)の姉弟コンビは、タイの前で日本語のマインドフルネス・ソングを歌って、タイに握手をしてもらいました。
「タイは、どんな方だった?」
と皆に聞かれたノノちゃんの答えは、
「タイは、光ってた!」
一方、いつも走り回ってるヤンチャ盛りのキキちゃんは、タイの前では、微動だにせぬ直立姿勢で大人しくなって、皆をとても驚かせました。
子供たちも、確実に、タイの特別なエネルギーに反応しているのが、よく分かりました。
そのあとノノちゃんはタイのために、心を込めて1日かけて絵本を描きあげ、翌日タイの家まで届けに行きました。5歳の女の子が、タイと出会って、心の深い部分が動かされている…その現実が ひしひしと伝わってきました。すごいことです。
5歳の彼女が、早朝の 坐る瞑想でも、瞑想ホールで大人たちにまじって、静かに30分間坐れるようになり、食べる瞑想でも、沈黙で、一口一口味わいながら食べられるようになってきました。
そして2人の子供は、口をそろえて、
「たのしい〜! もっといた〜い!」
体全体で、タイのエネルギーや、プラムヴィレッジに溢れる集合的なマインドフルネス・エナジーを吸収し、子供たちも、そして御両親も、心の底から幸せそうでした。
そして昨日、幸福な1週間の滞在を終えて、一家は帰って行きました。
お母さまから、こんなメールをいただきました。
『サンライトさん。
1週間本当にお世話になりました 😊
帰りのバスでも、主人とマインドフルネスを日本の日常生活の中で実践するにはどうしたら良いのかを、話し合いながら来ました。
最後にシスターたちから戴いた言葉も思い出し、噛みしめて、また涙しました。
「Happy parents change the world.」
(幸せなお父さん&お母さんは、世界を変える)
タイ プラムヴィレッジでの1週間は、今までの人生で感じたことのない、ハートフルな時間でした。
また再び会える日を楽しみに、日本での実践に励みます!
どうも、ありがとうございます😊』
そして、その同じ夜、もう一つのビッグギフトが…。
その晩(当番)のタイの付き人が、私の元ルームメイトの、とても親しい先輩でした。彼の招きで夜、ほかのブラザーたち数人とタイのお部屋を訪ねました。するとタイがちょうどベッドに休まれるところでした。私も少しお手伝いをさせていただき、タイを車椅子からベッドへお移しし、布団をかけ、電灯を消して、タイがすやすやと平和な寝息をたてて眠られるまで、暗いタイの枕元にすわらせていただきました。
それは…これまでの人生で味わったことのないような、究極の静けさと温かさに包まれた、とても平和で、幸福な体験でした。
5年前タイが倒れられた時、まだ意識の戻らぬタイの病室を、医者や看護師たちがそっと訪れては、ただタイの枕元に座っているだけで涙を流し、癒されて、帰っていった…という話を、タイの付き人たちから聞かされたことを、思い出しました。
( ああ、この、安らかさ、か…)
全人生をかけたマインドフルネスの実践は、たとえ意識が失われても、そこまで深い癒しのエネルギーを生み出すのだ。と。
⭐️そして更にその2日後…12月7日の夕方です。
突然ブラザー・ファプタン(日本で育ったベトナム人ブラザーで、シスター・チャイと同期の出家10年目。タイの付き人です)からの呼び出しを受けて、私はタイの家へ行きました。
そこで、私が新たに、タイの付き人の一人に選ばれたことを告げられました。
「えーっ!ホントですかー!? 」
「どうです? ブラザー・サンライト、OKですか?」
「ありがとうございますっ!ベストを尽くしますっ!」
タイの、唯一の外国人付き人 (ほか全員がベトナム人)が、今夜 誕生いたしました。
信じられないような こんなビッグギフトに、心の底から感謝、感謝です。
⭐️12月17日…とつぜんのタイの付き人拝命から、10日経ちました。
あれからほぼ毎日、タイに付き添わせていただいています。
タイの健康状態は良好で、昨日の出家式にも車椅子で出席されました。今日はとつぜんキッチンを訪れて、料理当番チームを励まされました。その後はブラザー(男性僧侶)たちの住居へやって来られ、皆とお茶を楽しまれました。ここタイ プラムヴィレッジでの滞在を、とても楽しまれているご様子です。
タイの付き人となった私の生活は、一変しました。
毎日毎日が、ますます光り輝く宝石のようです。
タイの周りには、あまりにも濃厚なマインドフルネスのエネルギーが立ち込めているので、本当に核心的な修行体験を頂いている…という感じです。
今はまだとても余裕はないですが、この与えられた仕事を一生懸命に勤めさせていただいて、少しでも成長させていただき、それをまた多くの方々にお返しできたらと思います。
タイがここにいつまでおられるのか、私の付き人はいつまで、どこまで続くのか?
今は誰にも、分かりません。
全ては「無常」のプラクティス。
私は天から与えられたこの一日一日、一瞬一瞬を精一杯生き、徹底的に味わって、できる限りの滋養分を吸収させていただきたい〜と思っています。
それが必然的に、タイの教え「マインドフルネス」の実践を深めてくれるのだ、と思います。
Happiness is here and now.
幸(さち)は、今ここ。
では、みなさま。
どうぞ良いお年を!
今日は、この辺で失礼いたします。
引き続き、来年も、どうぞよろしくお願いいたしますね〜。
呼吸と微笑みとともに
タイ プラムヴィレッジより
にっこり
日光
サンライト
来年の「プラムヴィレッジ僧侶団マインドフルネス来日ツアー2020」の準備活動が、いよいよ始まりました‼️
・5/2(土)~6(水祝)富士山リトリート(4泊5日) 会場 富士 Calm(山梨県富士吉田市)
その他にも例年通り、以下のようなイベントを中心に企画しています。
詳しい情報は、全日程が確定次第、この場でもご報告いたします。
どうぞお楽しみに!
・仏教者向けリトリート ( 2泊3日)
・医療従事者向けマインドフルネス研修会(2日間通い)
・教育者向けマインドフルネス研修会(2日間通い)
・ベトナムデー(在日ベトナム人のための1日瞑想会)
・Wake Up(若者向け1日瞑想会)