永井 均 自己ぎりの自己、とその蔓
先日、新宿朝日カルチャーセンターにおいて「仏教3・0を哲学する・2」という鼎てい談だんを行った。鼎談のお相手は禅僧の藤田一いっ照しょうさんとワンダルマ仏教僧の山下良りょう道どうさんで、私の主要な役割はお二人の共通の師である内山興こう正しょう老師の「自己ぎりの自己」という奇妙な概…
先日、新宿朝日カルチャーセンターにおいて「仏教3・0を哲学する・2」という鼎てい談だんを行った。鼎談のお相手は禅僧の藤田一いっ照しょうさんとワンダルマ仏教僧の山下良りょう道どうさんで、私の主要な役割はお二人の共通の師である内山興こう正しょう老師の「自己ぎりの自己」という奇妙な概…
自己紹介 こんにちは。私は普段高校で歴史の教員をしています。 3年ほど前にすぐに感情的になる生徒に、どのようにして自分の感情との付き合い方を教えることができるだろうかということを探している中で、プラムビレッジのプラクティスと出会いました。 最初は歩く瞑想や食べる瞑想の何が良…
新進気鋭の仏教学者 川本佳苗こと、元・サヤレー・スナンダの 「ぶぶ漬けどうどすか?」 第2回「ミャンマーの僧院生活」 こんにちは、法名スナンダこと川本佳苗です。すっかり冬ですね。京都はえろぅ寒おすえ! 12月6日(木)、御茶ノ水での「ジャヤティラカ博士論文集 刊行記念…
最近、評論家の宮崎哲弥氏が、好著を出版されました。『仏教論争――「縁起」から本質を問う』(ちくま新書、2018年)です。 百五十年近い歴史を持つ日本の仏教学界における縁起理解について、特に碩学たちの論争史が解説されています…
新進気鋭の仏教学者 川本佳苗こと、元・サヤレー・スナンダの 「ぶぶ漬けどうどすか?」 第1回「自己紹介と研究テーマについて」 ご挨拶と自己紹介 はじめまして、川本佳苗です。法名スナンダです。このたび、サンガの川島栄作さんのご厚意から、ジャヤティッラカ博士の著書の翻訳者に…
布施の中味 帰路は、太陽を背にして歩くことになります。すでに高く輝きを増して、今度は前方にながい影をつくります。バイクの人に荷を預けたので、やれやれと思っていると、その日はやはりとくべつで、ふだんはあまり見かけない顔ぶれも加えてひきもきらず、いただいておいたビニール袋がまたふ…
これを記し始めたのは、折から“ソンクラーン祭”というタイ人のお正月(一月一日に迎えた二五六一年<西暦二〇一八年>の仏暦はそのまま)が幕を開けたばかりで、私がチェンマイへ来てから三度目の「新年」を迎えた日のことでした。 ふつうは「はじめに」といった挨拶から始めるのを、あっさり…