商品紹介 編集部
『理想のチームプレーヤー』に不可欠な3つの要素とは?
新聞広告で語りきれなかったこと
こんにちは。サンガ編集部の佐藤由樹です。
2020年7月2日(木)『日本経済新聞』朝刊4面に、
サンガの新刊、
『理想のチームプレーヤー
――成功する組織のメンバーに欠かせない要素を知り、成長・採用・育成に活かす方法』
(パトリック・レンシオーニ[著]/樋口 武志[訳])
の広告が掲載になりました。
新聞広告をご覧いただき、
このページを見ている方もいらっしゃると思います。
どうもありがとうございます!
さて、この新聞広告に掲載されている
「謙虚」「ハングリー」「スマート」
という3つのベン図に
注目された方も多いのではないでしょうか?
勘の鋭い方は、この図の意味も分かると思いますが、
ちょっと説明不足なのかもしれません。
そこでその意味をここで紹介していきたいと思います。
〔2020年7月2日「日本経済新聞」掲載の新聞広告デザインの一部。黄色で囲んだ「3つの丸で囲まれた図」が「ベン図」である〕
3つのベン図の謎を探る
本書はアメリカのビジネス小説のベストセラー作家
パトリック・レンシオーニが2016年に刊行した著書
『The Ideal Team Player
――How to Recognize and Cultivate The Three Essential Virtues』
の日本語翻訳版です。
著者は、成功する組織にとって
もっとも大切なこととして、
「チームプレーが正しく機能していること」
を挙げ、「物語」と「解説」によって、
そのポイントを明らかにしていきます。
そして、優れたチームプレーヤーに
不可欠な要素として、
「謙虚であること」
「ハングリーであること」
「スマートであること」
の3つを挙げています。
「謙虚」「ハングリー」「スマート」
とはどういうことでしょうか?
それぞれのメンバー特徴を、
以下にまとめてみました。
なるほど、これらの資質を持っている人が
身近に集まってくれたら、
確かに仕事がはかどりそうですよね。
それに加えて、著者は、
これらの3つが欠けている人物は、
会社をダメにする
「モンスター社員」や「モンスター上司」に
なってしまうのだと言います。
そのため、
このようなモンスターたちの存在をいち早く見抜き、
まずは、チームに採用しないことが
一番であるといいます。
平凡かもしれないが、確かに重要な3つの資質
「謙虚」「ハングリー」「スマート」と聞くと、
ごく平凡な要素のように感じるかもしれません。
私も最初はそうでした。
しかし、現実に当てはめながら、
よくよく考えてみると、
身近にいる「モンスター社員」「モンスター上司」は、
この「謙虚」「ハングリー」「スマート」の要素が
欠けている人物なのだ、
ということが実感できてきました。
試しにみなさんも、
身近な「モンスターたち」を思い浮かべながら、
考えてみてください。
その人は、謙虚……ではありませんよね?
その人は、ハングリー……ではありませんよね?
その人は、スマート……ではありませんよね?
これが「モンスターかどうか」を測るうえでの
もっとも基本的な
指標になっていることが分かると思います。
これを考え出した
著者パトリック・レンシオーニはすごい!
と思いました。
そして逆に言えば、
「謙虚」であり、
かつ「ハングリー」であり、
さらに「スマート」である人物ならば、
その人は「最高のチームプレーヤー」として
活躍する人物なのです。
3つの美徳のうちの「何か」が欠けている人をキャラクター分類する
さて、3つのすべてが欠けている人物は、
「モンスター」になる可能性が非常に高いのですが、
すべてが欠けているわけではなく、
部分的に欠けている人もいます。
本書では、そのような人たちの
キャラクター分類もしています。
そのポイントを
ダイジェストで紹介しましょう。
3つの美徳のうち、2つが欠けている人のキャラクターは?
まずは、3つの美徳のうち、
2つが欠けている人物のキャラクター分類を紹介します。
- 「謙虚」ではあるが、「ハングリー」でも「スマート」でもない人
⇒歩兵 - 「ハングリー」ではあるが、「謙虚」でも「スマート」でもない人
⇒ブルドーザー - 「スマート」ではあるが、「謙虚」でも「ハングリー」でもない人
⇒人たらし
これはシンプルな分析ともいえるでしょう。
「それぞれの要素が持っている、マイナスの側面」
と言い換えることができるかもしれません。
個人的には、
「人たらし」というのは、
「スマートだけど、謙虚でもハングリーでもない人」のことを指すんだ!
ということがわかり、なるほどなあと思いました。
3つの美徳のうち、1つが欠けている人のキャラクターは?
次は少し重層的な分類です。
3つの美徳のうち、
1つだけ欠けている人物のキャラクター分類です。
- 「謙虚」で「ハングリー」だが、「スマート」でない人
⇒うっかりトラブルメーカー - 「謙虚」で「スマート」だが、「ハングリー」でない人
⇒憎めない怠け者 - 「スマート」で「ハングリー」だが、「謙虚」でない人
⇒熟練の政治家
それぞれの分類結果のキャラクター像が人間くさくて、
何とも微笑ましいですね。
逆に言えば、「うっかりトラブルメーカー」の人は、
「スマートさ」を身に付ければ
理想のチームプレーヤーになれるのだし、
「憎めない怠け者」に必要なのは
「ハングリーさ」です。
「熟練の政治家」には、
ぜひとも「謙虚さ」を身に付けてもらいたいものです。
それらのキャラクター分類を、1つの図にまとめると!
このような本書のキャラクター分類を、
一つにまとめた図が、
新聞広告に掲載した、この「3つのベン図」です。
ということで、実はこのベン図には、
本書のエッセンスがぎっしりと詰まっているのです!
新聞広告という限られたスペースでは、
簡単にしか説明できませんでしたが、
ここまで読んでくださったおかげで、
少しはご説明できたかなと思います。
さらに詳しい内容は、
ぜひ『理想のチームプレーヤー』を
読んでいただきたいです。
ウィズコロナ時代に見直される「優れたチームプレーヤーになる能力」
本書は個性的な構成になっています。
まず前半は、会社を救うために、
理想のチームプレーヤーに必要な要素を見つけ出そうと、
必死に奔走するリーダーを主人公とした
「ビジネス小説」として、
私たちを物語の世界に誘います。
そして後半は、
ここで紹介した「キャラクター分類」のみならず
実践に役立つ以下の内容もまとめられています。
・「謙虚さ」「ハングリーさ」「スマートさ」についての「自己評価テスト」
・謙虚でハングリーでスマートな人物を採用するための「面接時の質問例」
・欠けている「謙虚さ」「ハングリーさ」「スマートさ」を育成する方法
新聞広告には、
成功する組織のメンバーに必要なのは、
「個人のスキル」ではなく、
「優れたチームプレーヤーになる能力」だ!
と書きましたが、新型コロナウイルスの影響により、
リアルな接触も難しくなってきているからこそ、
逆に、心がしっかり繋がりあい、
優れたチームプレーを発揮できる人物や組織こそが、
生産性を豊かに高めていけるのではないでしょうか。
ビジネスの現場のみならず、人生のさまざまな場面で、
『理想のチームプレーヤー』を活かしていただければ嬉しいです。