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2018.08.31

社長ブログ(ほぼ毎週金曜日更新)

スマナサーラ長老に単独インタビュー「仏教心理学の魅力」とは?―――YouTube番組「『ブッダの実践心理学』を初めて読む人のために」配信開始!

『ブッダの実践心理学』for Beginners

スマナサーラ長老の前に座ると僕は、
「自分は、ちゃんと修行してるだろうか?」と、
いつも迷ってしまう。

しかし、それは一瞬のことなので、
その後は、長老の目を見て座っている。

知っている人は知っていると思うけど、
毎年開催しているスマナサーラ長老との海外ツアーでは、
移動中のバスの中で、愛称「マハラジャ放送局」をやっている。
それは、事前に参加者から募集した質問を僕がマイクを使って読み上げ、
長老に答えてもらうものだ。
そのやり取りは、ワイレヤスイヤホンでみんなに聞いてもらっているので、
まさにバスの中で繰り広げられるラジオ番組となっている。

そのときも、最初はやはり長老の傍で話すことに対して、
これでいいのだろうかと迷ってしまうが、
やっぱり「この日」もそうだった。
だけど、まさか「こんな日」が来るとは、昔は思ってもいなかった。

それは、サンガYouTube番組
「『ブッダの実践心理学』を始めて読む人のために」
スマナサーラ長老単独インタビューの収録である。

この企画は、僕にとってはゾクゾクする企画だし、
長老にとってもたぶん、嬉しい企画だったんじゃないかと思う。

 

Myビジネス書No.1に輝く『ブッダの実践心理学』

『ブッダの実践心理学』シリーズ

 

会社がうまくいかないとき、僕は、
「もっとうまい方法があるんじゃないか?」
「もっと違うやり方があるんじゃないか?」と考えるときがある。

そのとき、巷にあふれるビジネス書のベストセラーを読んでみようかな、
なんて考えるときがある。

しかし、そんなとき、こう思い返す。

「僕は、真の仏教を学んでいるのだから、
そこでなぜ、他のビジネス書に教えを請わなくてはならないのか?
仏教の教えで、会社がうまく発展しないわけはないじゃないか」

いわば『ブッダの実践心理学』は
「僕にとってのビジネス書No.1」でもあるのだ。

 

『ブッダの実践心理学』には続刊がある!

前にも書いたけれど
『ブッダの実践心理学』の歴史は、
まさにサンガの歴史である。
だからもう一度、最初からじっくり読み返してみたいなと思っているが、
なかなかできていない。

そして、『ブッダの実践心理学』は
第七巻・第八巻[合冊版]で完結したと思っていたのだが、
そうではなかった。

というのも、来年は
『ブッダの実践心理学 番外編「涅槃(ニッバーナ)について」』の
刊行も予定している。

そして、動画で配信している
「『ブッダの実践心理学』を初めて読む人のために」も
いずれ書籍にして刊行したいと思っている。

読者のみんなも、
『ブッダの実践心理学』についての質問があったら、
どんどん寄せてほしい。
それを僕が長老に質問したいと思う。

 

長嶋茂雄と永久不滅

「我が巨人軍は永久に不滅です」 と言ったのは長嶋茂雄だが、
僕は、「『ブッダの実践心理学』こそが、永久に不滅だ!」と声高らかに言いたい。

でも、こうも書いてある。

 

「永遠不滅」は、何についてもあり得ないことで、真実ではありません
から、それを求めることも、真実を目指すことと正反対のことなのです。
それを理解して、「全ては変化するものだ」と変化自体を認めて下さい。
変化自体を認めないと、真理を目指すこともできません。
(『ブッダの実践心理学 第一巻 物質の分析』単行本172ページ/サンガ文庫版165ぺージ)

 

お釈迦様の教えは、深遠だ。
そして、僕はいつでも、「Beginners」でいたい。

『ブッダの実践心理学 第一巻 物質の分析』