編集部
第 47 回サンガくらぶ 「私が影響を受けた仏教書『ダンマパダ(法句経)』」講演レポート
編集部より
先月行われた、青山俊董老師のサンガくらぶでは、まず心身を調えるために、老師の坐禅指導および坐禅 (只管打坐) の時間をもちました。講演後に「老師の坐禅指導が受けられてよかった」というお声を何人かの方からいただきました。私自身も参加されたみなさまと静寂のうちに坐ったあとだったせいか、老師のご講話が身体にも心にもすっと入ってきた気がいたします。
今回も、後藤一敏さん(サンガ読者)による第 47 回サンガくらぶ「 私が影響を受けた仏教書「ダンマパダ(法句経)」 のレポートをお届けします。
どうぞ一読ください。
第 47 回サンガくらぶ
「私が影響を受けた仏教書『ダンマパダ(法句経)』 」(2018 年 8 月 18 日)
講師:青山俊董
講演レポート
概要 :
青山老師の生い立ち、得度後の専門尼僧堂での修行、宗門のなかでの活動を通じて出会った「法句経」 (今回取り上げられたのは 5 句) とそこから得た釈尊の教えについての講義。
「法句経」 :
釈尊が折にふれて、多くの弟子や信者たちに説法したもの
現存する経典の中では最も古い
短い詩句の形 (偈) を暗記することで伝えられてきたもの
423 偈から成る
・アンテナを立てよとの話。仏法を受け取るにはいくら良い話でも、聞く人の心にアンテナが立ってないと届かない。このアンテナは悲しみや苦しみを経験することで立てることができる。
・「他人(ひと)の邪曲 (よこしま) を観るなかれ、他人のこれを作 (な) し、 かれの 何を作さざるかを、観るなかれ、ただおのれの何を作し、何を作さざりしを、 想うべし。」(50 番)
15 歳で得度、専門尼僧堂での修行に入るが、自分が理想としていた僧堂の姿とは大きく異なっていたので、批判的だった。その後、沢木老師や内山老師について指導を受ける なかで、法句経の 50 番に出会う。後に、僧堂について批判めいたことをこぼし内山、老師から「事実を見て云々言っても疲れるだけだ、あなたは真実を行じなされ、 そこから明日の仏法は育つ」と言われ、大いに反省した。
・良き師匠について教えをうけること。釈尊は「人につかず、法につけ」「法を正しく いただくためには正師を選べ」と説いた。
事例 : 誤って麻原を師に選んだ青年の後悔の話 (311 番)
・人には欲があるが、それは命のエネルギーである。エネルギーをどの方向に向けるかが大切、小さな自我に向ければ煩悩となる。全部に活かされている命を、天地いっぱいに 活かし向上させることが正しい願いとなる。(369 番)
・人を叱るときは、泣いて叱るほどの愛情を持つこと。(252 番)
全体の感想 :
・法句経に込められた、深い意味を知ることができた。
・質疑応答では、仏教で説かれる「愛」や「輪廻転生」等についての質問があり、老師が「私の理解です」と断って話された話も、分かりやすく、得心できた。
・短い言葉のなかにある深い教えを、老師の経験や体験を通して話されたので、非常に 説得力があり、心に響く法話だった。
いかがでしたでしょうか。
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青山先生のお話で何度も触れられていた、老師の師匠、内山興正老師の新刊もよろしければどうぞ。