グーグルのマインドフルネス革命〜グーグル社員5万人の「10人に1人」が実践する最先端のプラクティス〜
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商品コード: 300170
発売日:2015年5月27日
著者:サンガ編集部
ISBN:9784865640175 C0034
四六判ハードカバー 本文243ページ
(付録:マインドフルネス実践ガイドCD)
「思いやり」「優しさ」「自己観察」
「共感」「信頼」、そして「成長」へ――
個人と組織を豊かに変えた研修プログラム
グーグルやインテルなど、欧米の有名企業が能力向上のトレーニングとして取り入れている「マインドフルネス」。「評価や価値判断にとらわれることなく、今の瞬間に意識を向ける」という子の実践は、ストレスの軽減、脳の活性化、チームワークや生産性の向上、創造性の発揮など、様々な効果が注目されている。本書では、グーグルにおけるマインドフルネスプロジェクトの中心人物、ビル・ドウェイン氏へのインタビューとともに、マインドフルネスの魅力とその実践方法を紹介する。
目次
第一部 グーグルにおけるマインドフルネスの取り組み
グーグル人材開発部門 ビル・ドウェイン氏インタビュー
第一章 はじめに
- ●最先端のIT企業で起きている働き方と生き方の革命
- ●ビル・ドウェイン氏が推進するグーグルのマインドフルネス
- ●本書の構成
- 僕とマインドフルネスとの出会い
- マインドフルネスとは何か?
- ●マインドフルネスの定義
- ビジネス分野への広がり
- マインドフルネスの効用
- マインドフルネスの科学的な仕組み
- ●マインドフルネスに関する科学的研究
- ●脳の機能は変化する
- グーグルのマインドフルネス人口
- グーグルが瞑想を導入する理由
- グーグルでのマインドフルネスの種類
- ・フォーマルな取り組み
- ・インフォーマルな取り組み
- 時間をとるのが最大の壁
- グーグルの瞑想プログラムが大切にしていること
- ●グーグルの瞑想の目的
- ●他者の取り組み事例
- ●インテル
- ●マッキンゼー・アンド・カンパニー
- ●その他
- ●世界中で愛されるモバイルアプリ「ヘッドスペース」
- 宗教性を排除したマインドフルネスは不完全、でもそれがいい
- 宗教性を排除して生まれるプラットフォーム
- マインドフルネスは仏教を超越している
- 世界の宗教に学ぶ
- ティク・ナット・ハン師の教えにグーグラーが共感する理由
- 宗教者を招く際も強制があってはいけない
- アメリカ仏教の多様性
- 科学がマインドフルネスを後押しする
- ●マインドフルネスと仏教の相違点
- ●仏教と科学
- ●ダライ・ラマとマインドフルネス
- ●アメリカ仏教の歴史と現在
- ●ティク・ナット・ハン師について
- グーグルはどう変わったか
- マインドフルネスでチーム力アップ
- 生産性とマインドフルネス
- 思いやりとマインドフルネスとイノベーション
- ●慈悲・思いやり・共感に関する研究事例
- ●マインドフルネスとアイデアの関係
- 開発プログラム3 言葉を管理する
第二章 マインドフルネスとは何か?
説明
第三章 マインドフルネスの効用と仕組み
説明
第四章 グーグルがマインドフルネスに取り組んでいる理由
説明
第五章 マインドフルネスが宗教性を排除した理由
説明
第六章 マインドフルネスがビジネスに与えた影響
説明
第二部 マインドフルネスの実践と未来
- (1)座って行うマインドフルネスプラクティス
- ・パート1:身体に気づくプラクティス
- ・パート2:呼吸に気づくプラクティス
- ・パート3:思いやりの心を育むプラクティス
- (2)日常生活の中で気軽に取り組むマインドフルネスプラクティス
- グーグルのマインドフルネスクラスの様子
- イントロダクション
- 質問1:ヘッドスペースの背景にあるアイデアとは?
- 質問2:瞑想をやりたくないという人へのアドバイス
- 質問3:なぜヴィジュアリゼーションが取り組みやすいのか?
- 質問4:最終的にはガイドなしで瞑想できるようになった方が良いのか?
- 質問5:瞑想中の痛みについて
- 質問6:プラクティスを組み合わせて実践することについて
- 質問7:瞑想をしばらくやっていない場合は、どこから再開すればよいか?
- ●日本にも吹き始めたマインドフルネスのそよ風
- ●日本マインドフルネス学界の創設
- ●日本での研究事例
- ●その他の取り組み
- ●マインドフルネスを学べる場所
- ●著名人の来日
- ●日本のマインドフルネスの展望
- ●終わりに
- ■参考文献
- ■解説 越川房子
- ■グーグルのマインドフルネス革命 付属CDの使い方
第七章 マインドフルネススタートガイド
ビル・ドウェイン氏による初心者のためのマインドフルネスガイダンス
第八章 ヘッドスペース アンディー・プディゴム氏とビル・ドウェイン氏による瞑想ガイダンスとQ&A
実践1:マインドフルネス瞑想
質問
実践2:ヴィジュアリゼーション
質問
実践3:リフレクション
質問
第九章 ビル・ドウェイン氏からのメッセージ-マインドフルネスは社会とつながっている
お金だけでも、平和だけでもない
これから大切にしていきたいこと
ぼくの夢
誰もが自分の力で変わることができる
第十章 日本でマインドフルな生き方をするために
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2018/02/08 グルグルさん ★★★★★
マインフルネスブームの火付け役の一冊ハウグーグルワークスを読んだのでこの本も買ってみた。
グーグルのビルドエインのインタビューを元に構成されていて、グーグルの当時(?)の実像が見えてきて面白かった。
コンピュータ用語の脆弱性を仕事場にも持ち込んでくる感覚がアメリカらしいし新しい。 -
2018/02/07 Made in ニッポンさん ★★★★★
日本発のマインドフルネスの可能性も思いやりの気持ちをもち、心を開くことで、働き方・生き方に変化がもたらされるー 新しいことを学んだり足していくのではなく、本来誰もがもっている「思いやり」の心に気づき、「優しさ」を周りに広げていくー とてもシンプルでなんだか肩の力が抜けていった。
グーグル本社の取り組みに始まり、日本でマインドフルな生き方をするための試みの紹介,と続く導線にも工夫を感じた。そのうち日本発のマインドフルネスが,欧米に輸出される日も来るのかもしれない。 -
2018/02/06 ルールルさん ★★★★★
次はどこへ行くのかグーグル社が「マインドフルネス」を取り入れた背景には、現代のストレス社会の問題がある。
人間は便利なものの裏を見ずに、飛びつく。加速度をつけ情報過多の時代にマインドフルネスは合うだろう。
興味深い読み物だ。
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