実践!! 瞑想の学校

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発売日:2017年5月22日
著者:ネルケ無方/プラユキ・ナラテボー/藤田一照/島田啓介+宮下直樹/井上ウィマラ
ISBN:9784865640892 C0015
A5判ソフトカバー 本文230ページ

初心者に好適な本格的な仏教瞑想の入門書

いま瞑想は「マインドフルネス」と呼ばれて、企業で、病院で、学校で実践が始まっているが、そのおおもとである仏教の瞑想には2600年の歴史がある。本質は変えないまま受け継がれ、時代に応じて姿を変えてきている仏教瞑想の、伝統的方法と現代的方法を第一線の指導者が紹介する。

ネルケ無方 「坐禅教室」
坐禅をしても何もならない、自分を手放して、本当の坐禅になる。

プラユキ・ナラテボー 「ありのままに見て気づいていく「チャルーンサティ」
気づきの力を強くして、後悔・不安など心の奴隷から解放される。

藤田一照 「感じて許すことから自ずと生成する坐禅」
坐禅とは「坐禅すること」。それで終わり。では、そこにどう行くか?

島田啓介+宮下直樹「生活に溶け込むマインドフルネス――ティク・ナット・ハンとプラム・ヴィレッジ」
「幸せに到る道はない、幸せこそが道だから」――日常生活がそのまま瞑想実践になるあり方

井上ウィマラ「ブッダはどのようにヴィパッサナー瞑想を説いたのか?」
お互いを思いやる心へとつながる、ブッダの瞑想の実践。解脱の智慧は慈悲へとつながる。

目次

オリエンテーション

  • 本書の授業の構成

坐禅教室 ーネルケ無方(曹洞宗・安泰寺住職)

  • 坐禅との出会い
  • 坐禅とは何かー坐禅と瞑想の違いー
  • 坐禅の効果
  • 坐り方
  • 呼吸と心
  • 経行(歩く瞑想)
  • 一人で坐禅をする時の心構え
  • 仲間と道場で坐りたい場合
  • 実践

ありのままに見て気づいていく「チャルーン・サティ」 ープラユキ・ナラテボー(タイ・スカート寺副住職)

  • レクチャー
  •   チャルーン・サティとは
  •   マインドフルネスとチャルーン・サティ
  •   心の主になるための[気づきの力]
  •   「自他の抜苦与楽」の実現
  • 実践指導
  •   チャルーン・サティの種類
  •   心の姿勢
  •   手動瞑想
  •   歩行瞑想
  •   指動瞑想
  •   呼吸瞑想
  • よくある質問への答え
  •   結果が出るまで時間がかかる? 
  •   一日どのくらい瞑想をすればいいの?
  •   どうやって、日常生活に瞑想を取り入れるの?
  •   長続きさせるコツは?
  •   瞑想中に足が痛くなったら?
  •   なぜ、ラベリングをしないの?   雑念の多い瞑想は、悪い瞑想?
  •   瞑想はテクニックだけでいいの?
  •   「瞑想難民」とは?
  •   「瞑想難民」にならないためには
  •   瞑想は悟りを目指すもの?

感じて許すことから自ずと生成する坐禅 ー藤田一照(曹洞宗国際センター所長)

  • 講義
  •   僕たちは枠組みの中で生きている
  •   坐禅は方法ではない
  •   正しいヴィジョン(正見)
  •   一つ目の行き詰まり「無明的なあり方」
  •   二つ目の行き詰まり「外側に正解を求めて、それに従う」
  •   評価のパラダイムには、もれなく進歩と時間がセットでついている
  •   「流転輪廻」が付いてくるセット
  •   「ここには、なかった」が仏教のはじまり
  •   樹下の打坐
  •   無工夫端的の坐禅
  •   「命令してコントロールする」という苦行
  •   ありのままを感じて許す
  •   失われた部分を補習する
  •   現代の八正道
  • 実修
  •   
  •   体をリラックスさせる
  •   坐る
  • 坐禅(藤田一照流)
  •   呼吸を見守る
  •   言葉にしない、意味をつけない
  •   ただ、坐っているだけ
  •   坐禅は、身体や心との対話の一つのあり方
  • 質疑応答

生活に溶け込むマインドフルネスの実践ーティク・ナット・ハンとプラムヴィレッジー -島田啓介(神奈川・ゆとり家サンガ)+宮下直樹(微笑みの風サンガ☆東京)(

  • トータル・リラクセーション~呼吸とともに安らぐ
  • ティク・ナット・ハンの足跡
  • 日常を瞑想の場に変えるプラムヴィレッジの実践
  •   プラムヴィレッジと出家
  •   ゆるめて許す
  •   伝統に根差したプラクティス
  •   歩く瞑想
  •   食べる瞑想
  •   日常の中で広がる瞑想
  •   ガーター
  •   今ここがニルヴァーナ(涅槃)
  •   豆腐作りとサンガ
  •   二十一世紀のブッダはサンガです
  • シェアリング
  •   マインドフルネスにおける智慧
  •   サンガに参加する意味
  •   強制もなく、評価もなく

ブッダはどのようにヴィパッサナー瞑想を説いたのか -井上ウィマラ(高野山大学教授)

  • 歴史的概観
  •   1-1-1 如実知見
  •   1-1-2 苦しみをありのままに理解すること
  •   1-1-3 幸せの視点から
  •   1-2 随観
  •   1-3 三つの観察視点
  •   1-4 無常・苦・無我
  •   1-5 止観という組み合わせ
  •   1-6 中道・八正道・戒定慧の三学
  • 呼吸の見つめ方
  • 感情の見つめ方
  • 雑念への対処法
  •   4-1 サマタとヴィパッサナーの別れ目
  •   4-2 気づきの作法 
  • 相互ケアとしてのマインドフルネス
  • 解脱・悟りとは何か?
  • 智慧と慈悲
  • おわりに