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瞑想経典編【サンガ文庫】ーヴィパッサナー実践のための5つの経典ー

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発売日:2017年8月23日
著者:アルボムッレ・スマナサーラ
ISBN:9784865641011 C0115
文庫サイズソフトカバー 本文357ページ

瞑想をテーマとした5つの初期仏教経典を、鮮やかな現代日本語で読む。

ブッダの瞑想は、心の問題を解決するための客観的で科学的なプログラム。実践することで、原始脳が引き起こす衝動に振り回されている大脳が、正しい判断能力を取戻します。そして、心の悩み苦しみが消え、安らぎを獲得することができるのです。――数多くの経典の中から、ヴィパッサナー実践の支えとなる5つの経典を厳選して解説。「ヴィパッサナー瞑想とは何か?」という現代人の問いに、初期仏教経典が明快に答えます。

目次

はじめに

1 八正道大全 「偉大なる四十の法門」経

  • (1)聖なる八正道
  •   聖なる八正道
  •   正定
  • (2)聖なる正定(しょうじょう)
  •   仏教とはサマーディ状態を心理学的に説明する
  •   第一禅定の特徴
  •   「遠離」で禅定状態を判断する
  •   第二~第四禅定の特徴
  •   「聖なるサマーディ」の条件
  •   輪廻をつくるサンカーラ
  •   妄想はサンカーラの産物
  • (3)十の邪見
  •   全てに先行する正見
  •   まず邪見を知る
  •   十種類の邪見
  •   邪見とは何か?
  • (4)煩悩が残る正見・聖なる正見
  •   二種の正見
  •   煩悩が残っている正見
  •   功徳は心のはたらき
  •   聖なる正見
  • (5)「正見・正精進・正念」の三法が正見を追いかける
  •   正精進
  •   正念
  •   三セットのからくり
  • (6)邪思惟・正思惟
  •   正見が先行する
  •   邪思惟とは何か
  •   邪思惟1-欲の思惟
  •   邪思惟2-瞋恚の思惟
  •   邪思惟3-害意の思惟
  •   二つの正思惟
  •   正思惟1‐1-離欲の思惟
  •   与えることを楽しむ
  •   正思惟1‐2-怒りのない思惟
  •   正思惟1‐3-害意のない思惟
  •   正思惟2-解説をつかさどる思惟
  •   正思惟と三の法
  • (7)邪語と正語
  •   四つの邪語
  •   俗世間の正語
  •   出世間の正語
  •   正語と三の法
  • (8)邪業と正業
  •   正業と邪業
  •   俗世間の正業
  •   出世間の正業
  •   正業と三の法
  • (9)邪命と正命
  •   五つの邪命
  •   俗世間の正命
  •   出世間の正命
  •   正命と三の法
  • (10)有学と無学
  •   有学と無学
  •   不善法の壊滅と善法の成就
  • (11)邪念と正念
  •   邪念と正念
  • (12)邪定と正定
  •   邪定と正定
  • (13)邪慧と正慧
  •   邪慧と正慧
  •   世の中の学説は邪慧
  • (14)邪解説と正解説
  •   邪解説と正解説
  • (15)偉大なる四十の法門
  •   『大四十』の法門
  •   ブッダの宣言
  •   誰にも逆転できない法門

2 瞑想による覚りへの道 お釈迦さまのお見舞い(相応部六処編受相応有偈品7疾病経)

  • 瞑想による覚りの段階を学ぶ
  • (1)時間の過ごし方
  •   時間を過ごす
  •   正念と正知
  •    主観の割り込み
  • (2)気づき
  •   随観する-サティの実践
  •    1.身随観
  •   煩悩を炙る
  •    貪欲と憂い
  •    2.受随観
  •    3.心随観
  •    4.法随観
  •    無常随観・不浄観-サマーディ瞑想法とヴィパッサナー瞑想法
  • (3)正知するとは
  •    正知 
  • (4)「楽の感覚」の正起と「欲の随眠煩悩」の生滅
  •    スカーヴェーダナーが現れた要因
  •    スカーヴェーダナー随観法
  • (5)「苦の感覚」の正起と「怒りの随眠煩悩」の生滅
  •    ドゥッカーヴェーダナーが現れた要因
  •    ドゥッカーヴェーダナー随観法
  • (6)「不苦不楽の感覚」の正起と「無明」の生滅
  •    アドゥッカマスカーヴェーダナー随観法
  • (7)無執着
  •    感情に入り込まない
  •    離れた気分で感覚を味わう
  •    解説を目指す
  • (8)覚り
  •    感覚に対する無執着

3 勝利の経(小部経集「スッタニパータ」1‐11征勝経)

  • 勝利の経 1
  •   経集(スッタニパータ)第1、蛇品1
  • 序 勝利の経
  •   変えたくはない固定概念
  •   見解を破るブッダの言葉
  •   肉体を神に祭り上げている
  •   身体にあるのは「痛み」だけ
  •   楽を求める生き方で増幅する苦
  •   シンプルな見方で真理が見える
  •   逆さまな人生論
  •   無智を知識と言っている
  •   対話をすると心理に至る
  •   生きるとは壊れていくこと
  •   何でも拾う人生
  •   いつだって間が悪い
  •   いつだって人生はミスマッチ
  •   思考の革命
  • 隠された身体の秘密
  • 身体の中身を開けてみよう
  • 宝物は何もない
  • 単なる不浄の工場
  • 無智だから真理に盲目
  • 死体は捨てるもの
  •   葬式儀礼
  •   風葬
  • 仏弟子は事実を観る
  •   瞑想の実践に入る
  •   人生論の訂正
  • 死随観の実践法
  • 幸福の実現
  • 自己を守る戒め
  •   困ったときは経典に限る
  •   決意が揺るがないように
  • Q&A

4 常に観察すべき五つの真理(増支部五集57常習観察経)

  • (1)常に観察すべき五つのこと
  •   人生のモットー
  •   老い
  •   病気
  •   死
  •   私の好きなものはすべて変化し、離れていく
  •   業
  • (2)なぜ観察するべきか?
  •   なぜ「老い」を観察するのか?
  •   なぜ「病気」を観察するのか?
  •   なぜ「死」を観察するのか?
  •   なぜ「私の好きなものは変化し、離れていく」と観察するのか?
  •   なぜ「業」を観察するのか?
  •   完全に安全なる道
  • (3)解脱への道を開く
  •  ブッダへの道を歩む人 
  •   「老い」は普遍的なもの
  •   「病気」は普遍的なもの
  •   「死」は普遍的なもの
  •   「好きなものから離れること」は普遍的なもの/li>
  •   「業」は普遍的なもの
  •  おわりに
  • 常に観察すべき五つの真理
  • 5 戒め 「自己」の取扱説明書(中部8削減経)
  •   『戒め』とは、生き方
  •   見解は捨てられるか
  •   見解とは捨てるべき妄想
  •   禅定は「戒め」ではない
  •   禅定の正しい定義とは
  •   禅定より高次元も「戒め」ではない
  •   実行すべき四十四項目(戒めの方法)
  •   まず心がける(発心の方法)
  •   いつも「正」を選択する(試みの方法)
  •   いつも善行為をする(向上の方法)
  •   まず自らが実践する(解脱の方法)
  •   解脱への励ましの言葉
  •   心の弱みの克服