ゆかいな仏教
¥ 924 税込
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商品コード： 200570
発売日:2013年10月28日
著者:橋爪大三郎×大澤真幸
ISBN:9784905425571 C0215
新書サイズ 本文378ページ
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知っているようでいて、実はよく知らない仏教。
「仏教のスピリット」を知れば知るほど、
勇気をもって、前向きに、ゆかいに生きられる！
仏教よ、お前は何者なのか?
ソクラテスからカント、ウェーバー、パーフィットまで、時空を軽々と飛翔して、その論点を比較・検討し、仏教にいだいてイメージを一新する宗教対談。
電子書籍
Kindle版目次
まえがき 大澤真幸
第１章 はじまりの仏教
- 仏教を定義する
- キリストとブッダ
- 覚りはなぜ空虚にみえる
- ブッダよりも覚りが大事
- 預言者とブッダ
- 仏教とヒンドゥー教
- アンチ・ヒンドゥー教
- カーストからの解放
- 仏教はなぜ消えた
第２章 初期の仏教
- 一切智と全知
- 苦とはなにか
- 罪か苦か
- 何が苦なのか
- ニルヴァーナと神の国
- 涅槃は天国か
- 人が争う理由
- サンガの逆説
- サンガの個人主義
- 無常ということ
- 仏教の核心
- ミニマリストと哲学マニア
- 積極的自由について
- 「覚り」とはどういうことか
- 問答か瞑想か
- 慈悲とはなにか
第３章 大乗教へ
- 仏塔信仰起源説
- なぜストゥーパなのか
- ブッダを探す
- ダルマとはなにか
- そもそも大乗とは
- ブッダに戻れ
- 大乗は優れている
- 大乗のロジック
- 利他行
第４章 大乗教という思考
- 釈迦仏は特別か
- 多仏の思想
- 阿弥陀の「本願」
- 因果論と自由意志
- 因果論の困難
- １０年前の自分
- 極楽は予備校である
- ブッダと仏国土
- 菩薩のはたらき
- めまい効果の魅惑
- 菩薩は世俗内禁欲か
- 授記とはなにか
- 菩薩の慈悲
- マルクス主義と仏教
- 廻向とはなにか
- 覚りは極限である
- 空とはなにか
- 真理の想起説
- 言葉と空
第５章 大乗教から密教まで
- ナーガールジュナ
- 否定神学なのか
- 般若心経について
- プロセスを大事にする
- カントの超越論
- 仏性について
- 自利と利他
- 唯識について
- 唯識論は現代的
- 発心の効力
- のび太の唯識論
- 仏教は独我論か
- 『大乗起信論』をめぐって
- ブッダが人間であるとは
- Σブッダの秘密
- 三身論について
- 密教とその背景
- タントリズムとは
- 仏教の果て
結び いま、仏教を考える
あとがき 橋爪大三郎
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