バカの理由〜役立つ初期仏教法話12〜
¥ 770 税込
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商品コード: 100830
発売日:2011年6月17日
著者:アルボムッレ・スマナサーラ
ISBN:9784904507834 C0215
新書サイズ 本文173ページ
われわれは、いつでも無智の家に住んでいます。生命の住処は無智なのです。しかし、そのことに気づきません。生命の実感としては住所不定といったところでしょう。あるときは「怒り」に住み、あるときは「喜び」に住んでいるような気がしています。いろいろな心の状態に住んでいるように感じているでしょうが、実際には、それは無智という大地の一部に過ぎないということに気づきません。みなさんが日ごろから「嫌だな」と思うこと、避けたかった不幸に出逢うこと、不愉快なことなど、それらすべての根源は無智です。そして、それをなくし、無智の不幸から身を守る命綱は理性です。生命が無智を破り、幻から目覚めて、ありのままに物事を見るには理性に頼るしかないのです。(本文より)
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第1部 バカの正体
第1章 生命はバカ――無智漬けの心
- あなたは「バカ」ですか?
- 「バカ」を仏教は「無智」という
- 仏教の「無智」、諸宗教の「天国」と「原罪」
- ブッダは「無智」を発見した
- 「無智」は性質、「原罪」は行為
- 「行い」で心の善悪が決まる
- 心は無智漬けで揺らぐもの
- 心の波から避難する
- 解脱とは無智を破ること
第2章 バカの理由――無智の起源
- 生命はいつからバカになったのか
- 生命はくり返す。宇宙もくり返す
- どこまでいっても「はじまり」は見つからない
- 無明・無智には気づきがたいが
- 無智を知らずに無智を語る
- 無知に気づいて智者になる
- 生まれた理由は、だれも知らない
- 無智ゆえに輪廻転生する
- 仏教は生命を科学する
第3章 バカを構造的に理解する――無智の仕事
- 無智とは「貪瞋痴」の「痴」
- 煩悩の粉と無色の接着剤
- 煩悩の数、無智の数
- 本当の権力者はだれ?
- 「善も悪も」接着剤が権力者
- 無智が心を傷つける
- 無知の仕事
第4章 バカの付き合い方――無智を制御する
- 黒幕は無智、子分は感情
- 「怒り」の強弱は決めるもの
- 人間は悪感情で生きている
- 「無智」が弱い≠「智慧」がある
- 智慧はコントロールできるのか
- 子分に仕事をさせてはいけない
- 無智に気づくためのチェックリスト
- バカの正体――四人の親分衆
第5章 バカの誕生――それぞれの生命、それぞれの無智
- 無智とは「認識」の問題
- 人間は知識で混乱している
- 本能は知っている
- それぞれの生命、それぞれの概念
- 「認識」のための入り口は六つ
- 認識のプロセス――貯めて、まとめて、塊りにして
- 無智のはじまり
- ありのままに知ることはできない
第6章 バカの敵――無智は恐怖を生み出す
- 無智を定義する
- 智慧を定義する
- 生きるとは苦から苦への移行
- 智慧は厳密に定義されている
- 無智な人は自分を自分の敵にする
- あらゆる恐怖は無智がつくる
第2部 バカは完治する
第7章 バカの治し方――無智には特効薬がある
- 無智を破る治療の条件
- 真理を発見する――無智の完治
- すべてのものは因縁による一時的なもの
- 存在の世界は当てにならない
- 壊れたガラスのように
第8章 バカの原因――無智をつくるもの
- 無智を育てる栄養源
- 五つのフィルターが智慧を妨げる
- 身体・言葉・心の間違い
- 無防備な認識の玄関口
- エンターテイメントの裏の意図
- あらゆることに如理作意を働かせる
- 如理作意があれば現象にだまされない
第9章 バカを予防する――確信をつくる
- 「確信」とは自信がある状態
- 「確信」をつくるには理性が必要
- 科学の事実と真理の関係
- ブッダは真理を語る
- 調和の道で無智は破れるか?
- 善い人々と調和する
- ブッダの教えを友とする
- 仏説の不思議な力
第10章 バカの壊滅――心を育て、訓練する
- 慈悲喜捨という無智の天敵
- 葛藤をひき起こす自我の錯覚
- 優れた心が無智の働きを弱くする
- 善い行いだけでは無智はなくならない
- 善い行いと理性をセットにする
- 闇雲な戒より如理作意
- 観察能力で無智を狙い撃ち
- ヴィパッサナー瞑想で無智を壊滅
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