欲ばらないこと〜役立つ初期仏教法話13〜
¥ 770 税込
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商品コード: 100960
発売日:2011年10月28日
著者:アルボムッレ・スマナサーラ
ISBN:9784904507964 C0215
新書サイズ 本文214ページ
私たちはなぜ「欲」から逃れられないのか? 「欲」を克服し、その向こう側にある幸福へ!
『怒らないこと』『怒らないこと 2』『バカの理由』につづく「三毒シリーズ」完結編!!
「欲」と「怒り」はコインの表裏
「欲」を克服すれば、「怒り」も消える。これが煩悩をなくすための特効薬!
電子書籍
Kindle版目次
はじめに――なぜ「欲」はよくないのか
第1章 欲のみなもと――命と心
1命の定義
- 「生きる」とは肉体と心の共同作業
- 肉体は変化し、壊れ、修復している
- 「成長」と「衰え」という二つの概念
- 一定のスピードで変化していく
2肉体の変化
- 「成長」――余分に入った物質の取り込み
- 「成長が止まる」――壊れる量と同じ量を使う
- 「衰える」――壊れる量より少ない量を使う
- 壊れるスピードは同じ、修復能力が減っていく
3生きるとは
- 命は工場
- 肉体は、地水火風(四大元素)でできている
- 地水火風――出ていくたびに取り入れる
- 休みない肉体の変化が「生きている」こと
- 肉体のエネルギーを瞑想で止める
4心のかかわり
- 物質に感覚がある=「生きている」こと
- 心が「苦しい」と感じて意欲が起こる
- 何かをするのは「苦しい」から
- 「苦」に感情が割り込むことが「欲、貪り」の始まり
5終わらない欲
- 終わらない「欲の感情」
- 本当は不必要な欲の感情
- 感情の波によって欲も変化する
- 強烈な欲は危険
- 欲の波は、いつ強烈になるかわからない
- 「物質を入れる」とは身体の維持管理
6心の変化
- 身体を支配し、身体に依存する心
- 依存しながら命令する心
- 依存し支配する心にも実体はない
- 心には刺激(対象)が必要
- 対象がないと、心が生まれない
- 情報量が多すぎて負担が大きい現代
7心の変化と欲
- 6つのチャネルに6種類の対象が触れる
- 色声香味触法に対して「執着=欲」が起こる
- 対象が触れたら自動的に認識が起こる
- 無智が欲を起こし、心を汚す
第2章 欲の分析
1欲は生命の本能
- 欲で生きるのが本能なので気づかない
- 欲を幸福・楽しみの元だと勘違いする
2欲は生じさせるもの
- 欲を作る対象(カーマ ワットゥ)
- 色味香味触への欲(愛着・執着)が煩悩
- 愛着、煩悩を作るのはいつも自分
- 煩悩を作る色声香味触は生命ごとに違う
3なぜ、愛着、欲が起こる?
- 心は、身体の苦を和らげる刺激を欲する
- 人間特有のアクセサリーへの欲
- 欲から離れると死んでしまう
4欲の親分は「生存欲」
- 欲という組織の親分
- 心は「死」を知っている
- 「死にたくない」という生存欲の母は「苦」
- 苦を避けることが生きること
- 世間で言う「欲」は子分、親分は「生存欲」
5たちの悪い欲3つ
- お釈迦様が見つけたたちの悪い欲
- 執着を捨てると、苦を乗り越えられる
- わざわざ苦しむ理由は「欲」
- 1.(カーマ タンハー)五欲に対する渇愛
- 2.(バワ タンハー)生き続けたいという渇愛
- 3.(ヴィバワ タンハー)否生存を好む渇愛
- 唯物思考は「否生存を好む渇愛」
- 自爆テロも自殺も「否生存を好む渇愛」
第3章 欲はなぜ悪い――心の汚染図
1欲がないほうが良い
- 欲がなければ生きられない?
- あり過ぎる欲の短所
- 「苦」である生きることに不可欠なものは?
- すすんで「苦しみたい」とは思わない
- 幸福と苦しみ、相反して混乱する人生
2欲という矛盾
- 欲し続ける不幸、持つ不幸と守る不幸
- 欲の衝動で生きる矛盾
- 不幸になると、さらに欲が強くなる
3渇きに塩水
- 欲はのどが渇いた人が塩水を飲むこと
- 追えば追うほど増える欲
- 欲にはリミットがない
- 欲は満たせるものではない
4奪い合い
- 欲による獲得のプロセスとは
- ある人とない人が現れ、搾取が起こる
- 戦争が起こる
- 財産があれば守るはめになる
5心は汚染される
- 欲によって、不安が生じる
- 欲の裏は怒り
- 欲から怒りが出てくる
- 欲の妄想はどんどん拡大する
第4章 解決策――欲と必要を切り分ける
1必要なものはなんですか
- 本能である欲、どうしますか?
- 1.生きるために不可欠なものがある
- 2.生きる上で欲しいものがある
- 1.の不可欠なものには程度・量がある
- 必要なものは苦労しなくても手に入る
- どうしてもない場合は他人がくれる
- 必要なものだけで生きると、人生はとても楽
2欲しいものはなんですか
- 2.の欲しいものは、人それぞれ違う
- 必要不可欠なものは手に入る
- 必要なものはそろう=業の力
- 欲しいものは思うようにそろわない
- 「欲しい」は理性とは別世界の「感情」
- 欲しいものは入手困難
- 「欲しい」は渇愛、煩悩をどんどん増やす
- 「欲しい」を区別し削除して欲を制御
3私のもの
- 欲を読み解くキーワード
- 「私のもの」と言えるものはない
- 自分から離れたことには無関心
- 私の家、私の家族だと冷静でいられない
- すべての悩み苦しみは「私のもの」から
4欲は妄想的
- 欲には具体性がない
- 現実的でない「欲」
- 身体が受け入れられるものはおいしく感じる
- どんなに高価でも服の機能に大差はない
- ブランドはナンセンス
- 情報が入り、妄想で「欲しい」と思う
- 限りない妄想、理性というブレーキ
- 欲を抑えるほどに現実的で幸福になる
5少欲知足
- 改善策は「少欲知足」
- 「少欲」とは「ニーズが少ないこと」
- 「ニーズが少ない」と楽
- 「知足」とは「不満を持たない」こと
- すぐに不満を感じる日常
- 欲を完治させる「少欲知足」という薬
- ふだんから「余分に使わない」生き方を
- 資源を分け合うのが慈しみの実践
6強欲とケチ
- ケチは煩悩
- 大金持ちのお金の適切な使い方とは
- 強欲もケチも仏教では罪
6強欲とケチ
- ケチは煩悩
- 大金持ちのお金の適切な使い方とは
- 強欲もケチも仏教では罪
第5章 性欲――解脱を阻むもの
1性欲とは何か
- 性欲を信者管理に利用する宗教
- 性欲は命にかかわらない余計なもの
- 遺伝子には、子孫をつくることのみが大事
- 性欲は遺伝子の奴隷みたいなもの
- 子育てと人格の成長
- 性行為の意味
- 子孫をつくる目的以外の性欲は心を汚す
- 仏教の見方
2性行為は出家には禁止
- 解脱を目指すなら性欲は禁物
- 性欲は瞑想でなくすものではない
- 瞑想が進むと、五欲への未練が沈む
- サマーディに達する順番
第6章 欲のコントロール
1制限された能力・資源、制限のない欲
- 人の能力にも資源にも限りがある
- 欲を満たせるほどの資源も、強引に奪う力もない
- 欲に負ける=人生という原子炉の制御不能状態
- 贅沢で身体が壊れ、欲の妄想で精神が壊れる
2身体へのこだわりと心への無関心
- 身体偏重の現代社会
- 絶対的な生老病死
- 心と身体の悪循環で病気が悪化
3正しい欲のコントロール法
- 管理すべきは心
- 「少欲知足」という薬を忘れるな
第7章 執着を捨てる
1「与えること」の真実
- 施しはよく謳われ、かつ嫌われる道徳
- お釈迦様が説かれる「施し」は因果法則の使用例
2与えることと奪うこと
- 財産と力の関係
- 世の中は物質も心も弱肉強食
- 欲の感情で行う行為は罪、非道徳
3与えると損するか
- 与える行為は自分が恵まれる結果になる
- 「金は向こうから寄ってくる」の理由
- 「与える」は、恵まれるポテンシャルの貯蓄
- ポテンシャルの差は、特の差
- 徳の差1.どんな気持ちで与えるか
- 徳の差2.何を与えるか
- 徳の差3.誰に与えるか
- 徳の差4.与えたり受け取るときの気持ち
3与えると損するか
- 与える行為は自分が恵まれる結果になる
- 「金は向こうから寄ってくる」の理由
- 「与える」は、恵まれるポテンシャルの貯蓄
- ポテンシャルの差は、特の差
- 徳の差1.どんな気持ちで与えるか
- 徳の差2.何を与えるか
- 徳の差3.誰に与えるか
- 徳の差4.与えたり受け取るときの気持ち
4「施し」は基本道徳
- 最初に学ぶべきは「施し」
- 「解脱を目指すので施しを止める」は成り立たない
5理性で生きる
- 正しい生き方「理性」
- 仏教は禁じない
- 肝心なのは、心の汚れをなくすこと
- 心に必要不可欠なもの
- ボランティアは行動が大事
- 理性的に生きれば成功する
- 欲からの脱出、喜びと充実感に満ちた人生
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